関ジャニ∞「18祭」日産スタジアム公演終了から一夜明けて

関ジャニ∞「18祭」日産スタジアム公演終了から一夜明けて
まだ大阪公演があるので書こうか迷ったのだけど、一番大事な感想だけ記しておきたい。
「18祭」は今の関ジャニ∞にしか作れない最高で最強の祭りだった。
CUTのインタビューで横山くんが「7人の頃のライブ映像なんかを観ると無茶苦茶カッコいいんですけど、あの7人には負けたくないっていう想いがあります」と語っていたけれど、まさにその言葉通りのライブを今の関ジャニ∞はやっている。
誰もやっていないこと、やらないようなことも含めて、何でもやってきた関ジャニ∞だからこそ、ずっと彼らの武器は何が起きるかわからない状況を面白さと感動に変える力だったと思う。
その力は今の5人になって、より深く熱く揺るがないものになった。
もちろん音楽の面、歌の面、トークの面、いろんな場面であの頃とは違う、何かが欠けているということとも向き合う場面があるかもしれないが、その日の天候、空気、お客さんが声が出せないというマイナスの状況さえも、「見えない何か」を感じ合うことで味方につけて、この5人にしかできない面白さと感動に変えていくことができる、それが今の関ジャニ∞だ。
あと忘れてはいけないのが、大倉くんがMCでも「関ジャニ∞のお客さんやなあ」と言っていたけれど、その「その見えない何か」を感じ合う力は、5人と1日7万2千人のお客さんの間に最強の形で存在していたということ。
たくさんのミュージシャンが今回のライブのことを賞賛している声も見たけれど、この関ジャニ∞(とお客さん)が持っている「見えない何か」を感じ合いながら面白さと感動に変えていく力は、とても音楽的なものだ。
「18祭」が証明していたのは、関ジャニ∞が七転八倒しながらもコツコツ積み上げてきた、その音楽力の巨大さだった。

デビュー18年を経た今の関ジャニ∞は無限大のスリルと可能性を持っている。
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022でも、その魅力をぶっ放してくれるのが楽しみだ。(古河晋)
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