「JAPAN JAMのツボブログ」、第2回目は、
4月8日に発表になった、THE BAWDIESのセッションについてです。
東京スカパラダイスオーケストラから、NARGO・北原雅彦・
GAMO・谷中敦の、ホーン隊4名が参加。
そして、ゲストボーカルで、トータス松本が登場。
きっと、THE BAWDIESが、こういうゲスト陣でくると予想できていた人は、
ほとんどいないんじゃないかと思う。
でも、「マジで? 最高じゃんそれ!」と喜んだ人が、
ほとんどなんじゃないかとも思う。
というか、私、そうでした。
古きよきR&Bやソウル・ミュージックを、ロック・バンドの編成で、
シンプルなギター・サウンドで鳴らす。
ということをやっているバンドが、THE BAWDIESですよね。
で、言うまでもなく、THE BAWDIESに先んじて、
そういうことをずっとやってきたのが、ウルフルズなわけです。
(トータス、ソロになってからは、もっといろんなサウンド的な
トライアルをしているけど)。
つまり、同じような音楽的ルーツを持って、同じようなアプローチで
音楽をやっている、でもあんなにも違うのが、この二者なわけです。
だから、言ってしまえば、全然意外じゃないのに意外だし、
驚くのにもかかわらず腑に落ちる、そんな組み合わせなわけです。
一緒にやったら、間違いなく、めちゃめちゃかっこいいと思いません?
私は思います。超はまると思う。
そして。ここまで延々書いたように、THE BAWDIESは、
自らがルーツとする音楽たちを、「あえて」シンプルなギター・サウンドの
フォーマットで、無理やりやっているところがある。
だからおもしろいんだけど、もし仮に、「無理やり」やらずに、
本来そういう音楽には普通に入っている楽器が加わったら、どうなるか。
というのが、NARGO・北原雅彦・GAMO・谷中敦の、ホーン隊4名の参加なわけです。
これも、もう、間違いなく、すっごくかっこいいと思う。
ちなみに、スカパラじゃないけど、ROY、去年の11月に出た
在日ファンクのシングル「ESCAPE」にゲスト参加しましたよね。
あれ、めちゃめちゃよかった。
「ROYの歌、実はホーンとすごく合う」という事実は、そこで証明ずみです。
ちなみに、ホーン隊とトータスは、別の曲で出るんだろうか。
それとも、同じ曲で、一緒にステージに立つんだろうか。
もったいないから分けたほうがいい気もするし、
でもせっかくだから一緒にプレイするところが見たい気もする。
いずれにせよ、ほんと楽しみです。