Passion Pitのマイケルがゲイであることをカムアウト

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Passion Pitのマイケル・アンジェラコスが、作家ブレット・イーストン・エリスの行なっているポッドキャストのインタビューの中で、ゲイであることをカムアウトした。公で言ったのは初めて。

ポドキャストはこちらのサイトで聴ける。
http://podcastone.com/Bret-Easton-Ellis-Podcast

マイケルはこの中で、Kirsty Mucciとの結婚と離婚について語っている。二人は親友だったので、自分がゲイであることは問題にならなかった、と。それから「彼女を本当に愛していたから、どうしてもストレートになりたかったんだ」「だから、離婚すると決意した時は、本当に辛かった」と。

また、もっと若い時に自分がゲイであるということを拒絶しようとしたそうだ。なぜなら、これから大人になるという時に、目標とできるような人がいないと感じ、「ゲイだと、絶対に自分が目指すようなクールな存在にはなれないと思った」と。だから、なんとか自分をストレートにしようと無意識のうちに努力していたそうだが、あるところまできた時に、「そんなこと気にしないでいられたら、どれだけ良くなれていたのか」と思ったのだそう。

マイケルは、このポドキャストの後、ツイートで、歌詞を引用し、「everything's going to be okay」とコメントしている。

『Gossamer』は、恋愛関係の難しさを歌ったもので、『Kindred』では、そこからポジティブな解決策を見つけたものだと思っていた。

彼は、エレクトリック・ポップ・シーンにおいて、類い稀なる作曲とアレンジの才能を見せつけてきた。バイポーラー(双極性障害)であることも告白していたが、苦痛に満ちた正直で内省的なその歌詞と、あまりに高揚感のあるポップなサウンドの矛盾が、例えばフランク・オーシャン同様、現代のソウル・ミュージックとでも言える音楽を生み出していた。
彼のライブに行くと、心が引き裂かれるような思いがありながらも、踊らずにいられないところが素晴らしいところだ。彼はこれまでの歌詞で、その時の彼の心境をあまりに正直に吐き出してきた。アルバムを聴く時に、彼の物語の続きを聴きたいと思うような内容なのだ。

今後どんな物語を綴ってくれるのか、ますます楽しみだ。
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