必聴。ライアン・アダムスのレディオヘッド“カーマ・ポリス”カバー音源。「最悪な人がアメリカ大統領に選ばれたから」(涙)

必聴。ライアン・アダムスのレディオヘッド“カーマ・ポリス”カバー音源。「最悪な人がアメリカ大統領に選ばれたから」(涙)

最新作『プリズナー』が2月17日(金)に発売となるライアン・アダムス。現在ヨーロッパでプロモーションを行っているが、イギリスのBBCラジオに出演し、最新作の中から“Doomsday”と、レディオヘッドの“カーマ・ポリス”のカバーを演奏している。

ラジオのインタビュー全体の音源はこちらで、“Doomsday”は、5分36秒あたりから、“カーマ・ポリス”は、14分58秒あたりから演奏する。
http://bbc.in/2kGSolC

ライアンがカバー曲を発表するのは珍しくないが、“カーマ・ポリス”をカバーしたのは初めて。それについてこう説明している。

「時差ぼけで、朝早く目が覚めてしまったんだ。今日は1日取材とプロモーションをすることになっていて、その中で、カバー曲を演奏したいと思った。カバーはこれまで何曲もやってきたけど、これまでやったことのない曲をカバーしたいと思った。それで今日の取材が始まる前に覚えられそうな曲って何かな、と考えてみた時に、この曲を思いついて覚えることができた。

まったく新しくて興味深い方法でカバーできたとは思えないけど……でも、今アメリカで本当に最悪な人が大統領に選ばれたから、ぴったりだと思ったんだ」

ライアンはこのヨーロッパでのプロモーション中に、最新作のインスピレーションになったと語っていた、ブルース・スプリングスティーンもカバーしている。“Streets of Philadelphia”のカバー映像はこちら。


さらにラジオでは、最新作の中から“To Be Without You”も演奏。映像はこちら。
http://bbc.in/2jeJtG4

このライブ音源、さすがBBCラジオだけあって、音質が素晴らしすぎて感動!!

またシングルの“Do You Still Love Me?”の公式MVも発表した。こちら。

この曲では、最初に教会のオルガンのような音が荘厳に鳴り響くが、ライアンのギター・サウンドが鳴った瞬間に心が張り裂けるような感じがする。この教会のオルガンのようなサウンドを起用した意図と、彼が思ってもみなかった効果について『ロッキング・オン』3月号のインタビューで語ってくれたので、ぜひ読んでみて。最新号の詳細はこちら。
http://ro69.jp/blog/yamazaki/155298

ライアンは、2月16日(木)のアルバム発売前日にNYのアポロ・シアターでライブを行うことになっている。チケットが絶対取れないような気がするが、奇跡的に取れたらレポートします!
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする