昨夜オフィシャルサイトで出された、ベスト盤『クリープハイプ名作選』にまつわるバンドからの声明「クリープハイプからみなさんへ」。これについて書くべきか迷ったんだけど、ツイッター上とかのちょっとセンセーショナルな盛り上がりを見ていて、やはり書くべきだろうと思ったので書きます。
http://www.creephyp.com/
ここに書かれていることがすべて事実だとすれば(とあえて書くけど)、とても残念なことだし、クリープハイプを追いかけてきた身としてメンバーの怒りや哀しみは非常によくわかる。ただ、幸福なことでは決してないが、作品である音楽が商品であるCDに変換され流通する仕組みの中で、こういうことは起きうることでもある。
理想論を振りかざすみたいで申し訳ないのだが、重要なのは、この件によってクリープハイプの音楽と、それを生み出したバンドと、それを愛するファンが傷つけられてはならないということだ。どんな形であれ、このベスト盤に入る音楽はクリープハイプの作品であり、彼らの生きざまだ。それだけは揺らがない。だからバンドは自分たちの生み出した音楽がまっすぐ伝わることだけを信じて胸を張ればいいし、リスナーもその音楽のすばらしさだけを信じて受け取ればいい。その上で、それぞれがこのベスト盤に対する向き合い方を決めれば、それが正しい。今までずっと彼らのファンだった人だけでなく、このベスト盤によってクリープハイプに出会う人もいるだろう。そういう人たちも、同じようにクリープハイプを愛し、クリープハイプから愛されてほしいし、そうでなければおかしい。
尾崎の新しい歌が早く聴きたい。