先週の木曜日にこのブログにアップした自分のカオティックな机の写真を見て、補足したくなった。
モニターの横にチラっと見えているのはポールの写真。ハリウッドに進出して『ロボコップ』をヒットさせてから、自分に課せられた莫大な予算を好き放題に使って、セックス&バイオレンスまみれの怪作(でも至ってメインストリームな映画)を撮りまくったオランダのとんでもオヤジ、ポール・バーホーベンだ。自国に戻って制作した『ブラックブラック』(これもまた狂った名作)のプロモーションで来日したとき、当時CUT編集部だった自分は彼の撮影に立ち会った。そのときに読者プレゼント用にポラにサインしてもらったんだけど、その間、自分がいかに『スターシップ・トゥルーパーズ』を愛しているかって話したら、監督、誤って「Starship」ってサインしちゃったのだ。「おまえが余計なことを言うから間違えたじゃないか」って逆ギレされたんだけど、おっさん、いかなることがあっても普通自分の名前は間違いないだろ……。まあ、おかげでそのポラはボツとなり自分の宝物となりました。
その隣に隠れていたのが、世界でもっとも大好きな人間、クエンティン・タランティーノのサインポラ。一昨年『デス・プルーフ in グラインドハウス』のプロモーション来日時に取材したんだけどCUT時代でもっとも幸せなひとときでした(あ、うそ、ジェシカ・アルバ、いや待て、ナタリー・ポートマンが一番だった……結論、クリスティーナ・リッチでした、ってこれただの自慢だな、失敬)。(内田亮)