クイーン、アルバムデビュー50周年 究極インタビュー! 奇跡のバンドの壮大な物語。前編の今回は、不遇のデビュー作からアメリカ進出を導いた『シアー・ハート・アタック』まで

クイーン、アルバムデビュー50周年 究極インタビュー!  奇跡のバンドの壮大な物語。前編の今回は、不遇のデビュー作からアメリカ進出を導いた『シアー・ハート・アタック』まで - rockin'on 2023年5月号 中面rockin'on 2023年5月号 中面

現在発売中のロッキング・オン5月号では、クイーンブライアン・メイのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「でも僕は、僕らがツェッペリンから大きな影響を受けたということはまるで恥ずかしくない、堂々と言える。
音楽面にとどまらず、ビジネス面においてもだ」


●クイーンの4人がデビューアルバムに向けてスタジオ入りしようとしていた時、あなたはどんなギタリストになろうとしていたのでしょうか。

「またなんと素晴らしい質問だ! それはもう僕の頭の中にあった全てが組み合わさったものだね、始まりは子供の頃、生まれたばかりのロックンロールをヘッドホンで聴いて――ベッドカバーにくるまって、隠れて聴いてたんだよ。そこから60年代後半にあらゆるものが出てきた。バディ・ホリーにジェームズ・バートン、ハンク・マーヴィン、それにジミ・ヘンドリックスジェフ・ベックピート・タウンゼント。全員が今でも僕のヒーローだ。今ふりかえっても、あれ以上望みようがない素晴らしい時代に生まれたと思う。いろんなものが一気に噴き出し、あらゆる境界が破られ始めた、そういう時代に育ったのは本当に恵まれていた。リトル・リチャードを初めて聴いた時はすごい衝撃だったけど、それだけじゃなく、本当にあんなふうに歌っていいものなんだと知り得た喜びもあった――自分の思いを声にして叫んでもいいんだ、耳触りのいい甘ったるい声じゃなくても構わないんだと。それまでのように、ただ歌ってるだけじゃない。自分の情熱、怒り、愛情や痛みが歌われていたんだよ。それにフレディも僕も、グレン・ミラーやテンペランス・セヴンといったジャズなんかにもすごく影響を受けていた。だから僕らは、出てきたばかりのロックンロールと一緒にそういう影響も取り入れながら育ち、おかげで今の時代にはほとんど誰も望めないような広い視野を得られたんだ」
(以下、本誌記事へ続く)



クイーンの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』5月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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