ディープ・パープル、“ハイウェイ・スター”などロック史に燦然と輝く名曲たちの誕生秘話が今語られる ―― ロジャー・グローヴァー直撃インタビュー!

ディープ・パープル、“ハイウェイ・スター”などロック史に燦然と輝く名曲たちの誕生秘話が今語られる ―― ロジャー・グローヴァー直撃インタビュー! - rockin'on 2024年5月号 中面rockin'on 2024年5月号 中面

現在発売中のロッキング・オン5月号では、ディープ・パープル:ロジャー・グローヴァ―のインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「騒音の苦情で警察に止められて1日しか作業ができなかった。
そこで録った唯一の曲がミドルテンポの♪ダ、ダ、ダーン(※“スモーク・オン・ザ・ウォーター”の冒頭)だった。
その時点ではまだそれが何なのか、何になるのか気付いておらず、ただ単にミドルテンポの何かというだけの認識だった」


●長年にわたり愛着をおぼえてきた『マシン・ヘッド』がさらにグレードアップされた今回の音源を試聴してみて、これを聴くために我が家のリスニング環境を改良すべきではないかと考えているほどです。このアルバムについては2012年にもリマスター盤が発売されていますが、今回の音源を試聴した際にはどのように感じましたか?

「僕自身、約25年前にこのアルバムをリミックスする機会に恵まれた。だからまあ、この作品については少なからず知っているわけだ(笑)。でも新たなリミックスというのは自分たち以外の誰かのアイデアが加わるということで、それによって新鮮さがもたらされることになる。おそらくドゥイージルは今回、昔には存在しなかったテクニックをいくつか使っている。音と音を融合させるよう
な類のことで、あいにくそのカラクリについてはよくわからないが、ちょっとした魔法に近いものだ。どうあれ、そうやって新鮮な視点が加わることについては大歓迎だったしね」

●そのドゥイージル・ザッパがミックスを手掛けている点も今回の重要なトピックですね。彼を起用することにした経緯を教えてください。

「いや、そこはバンドではなくてレコード会社が動いたことでね。どうやら数年がかりで取り組んでいたようで、当然、発売50周年記念に間に合わせるつもりだったんだろうけど、それが2年遅れになったということらしい。我々には『今度ボックスセットを出します』という連絡が入り、それで『分かったよ』と了解した。それだけのことなんだ」
(以下、本誌記事へ続く)



ディープ・パープルの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』5月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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