先日のiTunes Festivalでアークティック・モンキーズの前座に抜擢された2ピースのDrenge。
最近、よく名前を目にするし、そのたびにアークティックが引き合いに出されているのだが、確かに熱いロック魂は通ずるものがある。
出身地も近いし。
しかし、19歳と21歳の若き兄弟がやってるふたり組は、ガレージなロックンロールを鳴らしているのは間違いないんだけど、そこに90年代的なグランジ/オルタナなテイストが結構入っているのが、個人的なツボ。
特にこの曲("Face Like A Skull")はそうじゃないか?
他にも"Blackwaters"……。
そして"Bloodsports"。
どれ聴いても、若気のいたりによる暴走の中に、味な展開を見せるのが素晴らしい。
特に声は21歳と思えないほど渋い。
これら3曲はすべてデビュー作に収録されている。
アーケイド・ファイアの異色カヴァーも最近発表。
まだ輸入盤しかないが、この間、レコード屋に行ったら、すでに店頭に並んでいたので、是非、チェックして欲しい。
これもまた一刻でも早くライヴを観たいバンド。(内田亮)