意外だが初のセルフ・プロデュースとなった4年ぶり、通算12枚目は期待以上の傑作となった。前アルバム『ウノ!』、『ドス!』、『トレ!』の重たいイメージが影響してか、評判の初速は思ったほどでもないが、この…
デトロイト出身でそのエキセントリックなラップ・スタイルで知られるダニー・ブラウン。エミネム主宰レーベルのコンピ作品『シェイディXV ザ・コンピレーション』にも参加していたが、リリースをめぐって対立の続…
スティングがロック回帰した話題騒然の新作。エレキ中心の充実のバンド・アンサンブルとポップでメロディアスな楽曲の冴え。何より、ロックを歌うスティングはとんでもなくかっこいいと再認識した。 前作は自らの…
2012年のデビュー・アルバムがUK1位を記録し、ブリットアウォーズ獲得に多方面の客演と、一躍スターの座に登り詰めたエミリー・サンデー。だが、突如として訪れた狂騒が若きスターを疲弊させてしまうケースがよく…
南アフリカの白人貧困層による文化=ゼフを背景に、インパクト満点なキャラや、例えば前作ではAFX、ゲンズブールから、あずまんが大王まで取り込むユニークなセンスで話題を集めていたユニット。ニール・ブロムカ…
この原稿のタイトルは、カップリング曲“Headbang”の歌詞の一節をカタカナ表記で引用した。“Headbang”は、初回盤DVDのライブ映像の中でも、ライブハウスへの思いを込めた未発表曲“Circle”と共に演奏されてい…
ベスト盤&アルバム『BLOOD AND LOVE CIRCUS』のリリースに3度目の武道館に、と結成10周年アニバーサリーの祝砲を自らぶっ放すような2015年を経て、シングルとしては『MOTHER』以来約1年5ヶ月ぶりとなる今作。メラ…
超待望のレア・アイテムがついに登場。英BBCラジオのセッション音源(スタジオ・ライヴ)を完全収録した2枚組である。73~77年、アルバムでいうと1作目『戦慄の王女』から3作目『シアー・ハート・アタック』期まで…
デイヴ・ハリントンとのユニット=ダークサイドは、13年のアルバム『サイキック』で高い評価を得ながらも残念ながら解散してしまったが、ニコラス・ジャーは5年ぶりのソロ・アルバムとなる本作をリリース。日本盤…
1976年の大傑作がサラウンドSA-CD化。70年代のベックのアルバムのいくつかは4チャンネル盤としてもリリースされていたが、このアルバムの4チャンネル盤まで存在していたのは、私も初めて知った。本盤はそれを元に5…
ジュリアンを始め、ソロ活動もさかんなストロークスの中で最後となったギターのニック・ヴァレンシのサイド・プロジェクト、CRX待望のファースト。もっとライヴをやりたいという衝動に突き動かされてのグループ化…
ザ・ウォークメンの休止後ソロで活動していたハミルトン・リーサウザーと、今年ヴァンパイア・ウィークエンドから脱退したロスタム・バドマングリがコラボ。共に00年代以降のニューヨークを代表するバンドに属した…
2年ぶりの5枚目であり、2nd『ファルコン』以来6年ぶり(!)に日本盤リリースされるのが本作だ。まさに日本限定で「お帰りコーティナーズ!」状態なわけだが、本国UKでは着実なステップ・アップを続け、前作は過去…
ふと振り返ってみると、flumpoolは大胆に作風の幅を広げ続けてきたバンドであることに気づく。クリーントーンの音色を主軸に据えた爽やかさ、ストリングスを採り入れた優美さ、荒々しい感情の炸裂、柔らかなアコー…
インディーズ時代のベストアルバムのような本作でメジャーデビューをはたすこのバンドに今言いたいことは、それに尽きる。世の中、シーン、自分のバンド、自分の生活などなどを徹底したメタ的視点で描く手法におい…
12月リリースのアルバム『Existence』、そして年明けからの最新ツアーも楽しみなNCISだが、ニューシングルとなる“Adventures”は、今年5月の日比谷野音ワンマンで、村松拓が歌詞未完成のまま弾き語りでお披露目し…
自分の好きなアーティストを歌い込むのは甲本ヒロトの得意技だが、今作では“ピート”というタイトルで《マイ・ジェネレーション》とくれば説明するまでもないだろう。そう、ザ・フーだ。風車のように腕を回してギ…
洋楽的アプローチを自己流に変換した“In the Morning”、大森元貴(Vo・G)が高校時代に作った曲の断片を再構築した“ツキマシテハ”、電子サウンドで描く冒険譚“Oz”から成る3rdシングル。異様に濃度の濃い作品…
9作目最新アルバム。前作『ダメージ』は結成20周年の記念盤だったが、今作はメジャー・デビュー20周年の記念盤になる。アルバムのテーマはジム・アドキンスいわく「人間は常に進歩の過程にある」ということ。今回…
突然の解散から3年経ってもなおマイ・ケミカル・ロマンスが渇望されている―というかマイケミという物語が明確な終章を迎えないままファンの魂が虚空を彷徨っている今の状況の違和感を、今年7月の「すわ復活か!?」…
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