前シングル『不可逆リプレイス』から約1ヶ月のスパンで届いた3rdアルバム。まず驚くのはこれだけ曲を量産しながらも、今回も全曲ハイクオリティを堅持してる点で、こんこんと湧き出てくる作曲能力の高さに唸らされ…
ここ最近のインタヴューで、江沼は何度も「バンドになりたい」と口にしていた。2011年にドラマーが脱退してからの3年間、サポートメンバーを迎えてライヴや楽曲制作を続け、ストリングスやピアノを使って既発曲を…
どうも“お蔵出し映像”と聞くと、マニア向けの作品だと思いがちだが、結成50年以上経った今なお世界最強のライヴ・バンドだってことを今年日本でも証明したストーンズになると話は違う。今回、2本の“お蔵出し映…
昨年4月にアルバム『I'mperfect』をリリース。そして6月の日本武道館でのワンマンライヴを最後に、各々がソロ活動を行っていた凛として時雨。そしてやっと届いた、1年7ヶ月ぶりの音源――結論から言おう。長いこと…
映画『百円の恋』の主題歌とはいえ、“百八円の恋”って、何て現実感の溢れたタイトルなんだろう。この曲に限らず、カップリングの二曲も含めて、今作からは、汗やラーメンや畳みたいな生活の匂いがぷんぷんする。…
ポールのアーカイヴ・シリーズ第6弾は75年の傑作『ヴィーナス・アンド・マース』。前作『バンド・オン・ザ・ラン』が内容的にも商業的にも大成功を収め、改めてメンバーを再編成したウイングスによる作品だが、と…
初回盤には、アルバムの核となる“スターライト”とリンクした短編小説、各楽曲をテーマにした詩集を収めたブックレットと、9月のアコースティック・ライヴのDVDが付く。amazarashiの秋田ひろむは、物語を強く志向…
結成25周年記念のミニアルバム。 語弊がある言い方だが、ここで聴ける電気グルーヴに、記号的な新しさは感じられない。とても同じアーティストの楽曲とは思えないぐらい雑多なサウンド・アプローチが並ぶが、その…
3年前、チャットモンチーはふたりになってまったく新しい生き物に生まれ変わった。絵莉子と晃子が一体となってその変化に挑む姿には強さと輝きがあったし、ふたりはそれを心から楽しんでいるようだった。だからこ…
とても幸福なアルバムである。この時代のこの国に、きのこ帝国というバンドがいて、このタイミングで能動的に不特定多数のリスナーが待っている市井の渦に飛び込み、こんなにも解放と開放の光に満ちた作品を生んだ…
「シーンを一つ終わらせる、次はそういう一枚になる」――JAPANの前回のインタヴューで、川谷絵音はそんな強烈な一言を放っていたが、この1stフルアルバムは、確かにそれだけのインパクトとクオリティを持ってい…
セバスチャン、いよいよメジャーデビューである。『イェーイ』というタイトルも単純明快。新たなスタートを切る喜びと、決意表明のようなミニアルバムだ。《時代が イメージが/社会が、お金が スタイルが/流れ…
ピザ・オブ・デスがレーベルとしてだけではなく、マネージメントとしても契約を決めた初めてのバンド、WANIMAの1stミニアルバム。現在のメンバーが揃ったのが2012年12月だから、そんなに歴史は長くない。それでも…
グッドモーニングアメリカは現実から目をそらさない。2ndフルアルバム『inトーキョーシティ』においてもそうだ。メジャーシングル3曲はバンドの勢いを鮮やかに証明するものだけれど、ただ、それら以外の楽曲の絶妙…
言うまでもなく、ある日iTunesを立ち上げたら勝手に追加されてたアルバムということで、大変な話題を巻き起こした作品。スムーズに削除できない仕様だったのがマズかったらしく、自分の目に入ってきた範囲では、正…
第六感。広辞苑を引くと、五感のほかにあるとされる感覚で鋭く物事を本質を掴む心の働き、と書いてある。《最高のSixth SenseでDance Dance Dance!!》(“MONSTER DANCE”)と歌われた日には踊る阿呆になるしかな…
ストレイテナーの音楽にはふたつの魅力がある。ひとつは、激しく震え、聴く者の胸に直接訴えかける熱の情緒的快感。そしてもうひとつは、破格のプレイヤヴィリティに支えられた堅固なアンサンブルと、そこから生ま…
ニューエスト・モデルへの深いリスペクトが籠ったグルーヴィなオルガンが高鳴る“唯一人”に続くシングルは、11月公開の入江悠監督(『SRサイタマのラッパー』等)の映画『日々ロック』に書きおろした主題歌“終わ…
動画サイトシーンで高い人気を確立しているボカロP「ねこぼーろ」が、自身の声で歌う「ササノマリイ」として活動を始めている。本作はその名義による初の全国流通盤。既に様々な形でカヴァーされている“戯言スピ…
冒頭 “救世なき巣”のMY BLOODY VALENTINE顔負けの耽美な轟音ギターですべてを漂白することから、今作は幕を開ける。狂おしいシャウトを皮切りに放たれるシューゲイズ×ハードコア“Sturm und Drang”。セカンド…
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