ブルックリンを拠点に活動するSSW、シャロン・ヴァン・エッテンの5年ぶりの最新アルバムになる。この間も彼女は、ハーキュリーズ&ラヴ・アフェアの新作やグレイトフル・デッドのトリビュート盤に参加。さらに映画…
きらきらと無謀な勢いを振りまく“ふりぃ”、ストリングと一体化する歌声の“キレイな唄”、ドスのきいた裸の歌とギターを響かせる“デッドライン”、ピアノひとつで真っ直ぐに歌い上げる“Don’t leave me”………
トロ・イ・モワことチャズ・ベアーの約1年半ぶりの新作である本アルバムは、細胞のひとつひとつが一気に活性化したかのような、目覚めと躍動の一枚となった。ポートランドに拠点を移して制作された前作『ブー・ブ…
電気グルーヴの結成30周年を記念したアルバム。新曲3曲のほか、リミックス、リメイクなどが8曲、石野卓球のソロのリメイクも1曲。牛尾憲輔、町あかり、Licaxxx、日出郎、猛毒のザ・クレイジーSKBなど電気グルーヴ…
ベストアルバム『GR8EST』をひっさげての「関ジャニ’sエイターテインメント GR8EST」は、6人体制となって初、安田章大の骨折からの復帰、さらには大阪公演が台風で休演――と、試練続きのツアーとなった。 歴史…
タイトル曲“No.999”は、テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のエンディングテーマ。こんなにもかっこいいロックンロールを、鬼太郎が大好きな子供たちも無邪気に楽しむことを想像すると心が和む。グラムロックを彷彿…
前作から3年。その『フェイディング〜』は燐光するサウンドと美しいメロディを溶け合わせることで創作性/人気の両面にブレイクスルーをもたらしただけに、彼らとしても「次の一手」に本腰を据えて挑んだというこ…
最高。菅田将暉に提供した“ピンクのアフロにカザールかけて”のセルフカバーを収録しているぶん、「真面目に」良いことを歌うのはその1曲だけで十分とでも言うように、振り切った曲ばかりのミニアルバム。全5曲中…
RPGソフト「KINGDOM HEARTS」シリーズの最新作『KINGDOM HEARTSⅢ』のテーマソングとなる“誓い”は、変則的な拍節が醸し出す浮遊感と美しく叙情的な歌唱が相まって、すでに音楽ファンにもKHファンにも大きな話題…
2016年の『Colorful Monster』以来、年1枚のペースでアルバムを発表してきたLittle Glee Monster。前作『juice』以降初のアジアツアーを経験し、「世界に通用するグループ」という結成当初からの目標へと近づきつ…
スリップノットを初の全米1位に押し上げた名作4thアルバム『オール・ホープ・イズ・ゴーン』のリリース10周年記念盤。最新リマスターを施し、クラウンことショーン・クラハンのデザインによる新たなアートワーク…
『宇宙の騎士』から『マインドフィールズ』までのスタジオ・アルバムに加え98年リリースの未発表曲集『TOTO XX』、『ハイドラ』ツアーでの初来日公演の音源を収録した『Live In Tokyo EP』、「新曲」のみで構成さ…
2018年はTVアニメ『BANANA FISH』のED“Prayer X”を書き下ろしたり、常田大希(G・Vo)が米津玄師のアルバムに参加したことでも更なる話題と人気を高めたKing Gnu。2ndアルバム『Sympa』は彼らのミュージシャンシ…
いやあ、驚いた。既発シングルからも多彩な表現力と音楽性は理解していたつもりだが、このメジャー1stアルバムを聴くと、ラウドロック版クイーンかと思うほどバラエティに富んだ曲調が勢揃い。しかも全12曲という…
ビリー・アイリッシュ、17歳。彼女が次世代を担うイット・ガールとして鮮烈なデビューを飾ったのは2016年、僅か14歳の時だったが、あれから3年近くが経とうとしている今なお彼女を取り巻くバズは健在、むしろ2019…
先頃から話題になっていた、コールドプレイが変名のロス・ウニダデス名義で参加するチャリティーEP。ファレル・ウィリアムスとの共作曲“E-Lo (feat.Jozzy)”、南アフリカのヒップホップ・アーティストであるキ…
『anew』をリリースして以降、映画やドラマ、CMのタイアップのみならず、ミュージックビデオ作品が世界的にも評価されて賞を受賞するなど、音楽作品という枠を超えて芸術作品としての注目も集めてきたandropが、デ…
アレッシアをほかの若手アーティストと差別化しているのは、彼女の歌と言葉のオーセンティシティではないかと思う。それは、エド・シーラン的な“素”という意味でのオーセンティシティとは少々違う。露出度ゼロ…
3月に来日公演が行われるブライアン・フェリーの通算16枚目となるソロ・アルバムで、Netflixなどで放映された20年代ベルリンを舞台としたドラマ『Babylon Berlin』とのコラボ。12年にもブライアン・フェリー・オ…
9月8日に行われて、KEYTALK史上最大規模のワンマンライブとなった幕張メッセ公演が、ついに映像作品となった。新旧の曲がバランス良く盛り込まれたセットリスト、アコースティックコーナーでの“summer tail”と“…
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