米西海岸インディ界で下積みを重ね、フリート・フォクシーズに一時参加した経験もあるジョシュ・ティルマンがFJMなるペルソナを世に送り出して5年。そのいささか品も口も悪いトリックスター的キャラと無条件降伏さ…
恥ずかしながら、つい最近まで完全にノーマークでした。ご多聞にもれず(?)遅まきながらライブ動画を観てやられたクチです。ただ、もしも音だけの初遭遇だったら「いいけど今の自分の感じじゃないかも」と流して…
ジョン・メイヤーにとって4年ぶりとなる新作『ザ・サーチ・フォー・エヴリシング』は、本作の前にEP2枚の先行リリースを挟むという変則的な段階を踏んで発表されたアルバムだ。そして、メイヤー節ど真ん中の柔ら…
ドレイクの新作は、「プレイリスト」と説明されている。ドレイクと交流のある若手アーティストが多数参加しており、彼らを紹介したいという思いから、アルバムでもミックステープでもなく、そうした呼び方になった…
“クローサー”の特大ヒットぶりは改めて彼らの才能とアプローチの正しさを示したわけだが、そのノリは待望のこのアルバムの隅々にまで息づいている(とくに“クローサー”、“ドント・レット・ミー・ダウン”、“…
さすが、レイ! 10年待った甲斐がある傑作だ。〈アメリカ〉は彼にとってこれまでも最大のテーマの一つであった。屈折した憧憬をサウンドに昇華してみせた『マスウェル・ヒルビリーズ』(71年)、ハリウッドへのオ…
昨年夏のホステス・クラブ・オールナイターに出演したアウスゲイル。その時点でほぼ完成していたという最新アルバムが本作である。14年の『イン・ザ・サイレンス』が本国アイスランドで発表されたオリジナル版のリ…
ここ数年の日本のバンドの間で主流となっているダンスは、4つ打ちを基調とした直線的な縦ノリだが、夜の本気ダンスの場合は艶めかしい曲線運動……もっとわかりやすく表現するならばクネクネしたフィーリングが際…
ホーン混じりのカラッと明るいイントロに驚く間もなく、尾崎世界観の柔らかい歌に飲み込まれてしまった。これまでもポップソングを生み出してきたクリープハイプだが、この“イト”はグッと突き抜けて聴こえてくる…
デビュー20周年を記念した初のオールタイムベストは全50曲、3枚組というボリューム。アルバムタイトルに合わせ、「Discイ」「Discロ」「Discハ」に分けられ、それぞれのテーマに沿って選曲されている。ずらりと並…
4年ぶりの新作となる本アルバムは、デビュー以来の付き合いだったラフ・トレードを離れ、自主レーベルからの第1弾リリースとなる。ただし、新天地での心機一転作というよりも、むしろBSPの故郷へ、彼らのソングラ…
クラシカルな作りの美しい04年の作品でカナダのグラミー=ジュノー賞受賞、前作R&Bにロックンロール、カントリー他多彩なフレイヴァーを難なくこなすポップ巧者ぶりを発揮―と、たぐいまれな歌の数々に舌を巻かさ…
すでに古今東西ほとんどの名盤はデラックス・エディションやボックス・セットでリイシューが完了済みだと言っていい。今後もハイレゾ化やマルチ・チャンネル化の余地は多少あるとはいえ、新鮮な興奮をもたらしてく…
敬愛する某音楽家に「え、Official髭男dism聴いたことないの!?」と、やや呆れ気味に迫られ、その場で聴かせてもらったのが本作だった。で、すぐに一筋縄ではいかないポップミュージックをクリエイトするその音楽家…
前作『プラス・マイナス』(15年)のツアー中は曲を書きまくったと、ヨーナス(Vo/G)は言う。その高いテンションを活かし、前作から2年という、彼らとしては短い期間で新作を完成させた。アイディアを温め、寝か…
ピンク・フロイドとジミヘンとイエスとウータン・クランを高速遠心分離機にかけ、グルーヴとサイケデリアを丹念に抽出して楽曲に注ぎ込んだようなビート感。ギター・ミュージックの影響を多大に受けつつギター・サ…
3曲4バージョン入りミニアルバム。1stアルバム『D.A.N.』での葛西敏彦に代わり、レコーディングエンジニアは半野喜弘、大橋トリオなどを手がけた早乙女正雄、ミックスエンジニアはサカナクションでも知られる電子…
大阪寝屋川発のガールズバンド、yonige。スペースシャワー列伝ツアーに抜擢されるなど注目を集める彼女たちの最新作はそのセンチメンタルな魅力が爆発している。焦燥感と疾走感の溢れるシンプルなロックサウンドに…
赤い公園が歌う「恋と嘘」に纏わる曲なんて絶対に良いに決まってる!と信じて疑わずに聴いた結果、最初の一音で早々にやられてしまった。例えば自分が男で、この曲を女の子に歌われたら即惚れる。そしてつかれた嘘…
サマソニ出演も決まったチャーリーXCXの新ミックステープ。今年初頭には本人の口からリリースがほのめかされていたものだが、どうやら制作中の3枚目のオリジナル・アルバムの作業に行き詰まってこれを作ったらしい…
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