7月に主催イベント「DEAD POP FESTiVAL」を大型野外フェスとして成功させたSiM。その興奮が冷めやらぬ時期にリリースされるニューシングルは、攻撃の手を緩めないことを宣言するような仕上がりになっている。表題…
音が出た瞬間の重いファンク・ビートに明白な意志を感じる。最強のライヴ・ユニット、チック・チック・チックが帰ってきた。スプーンのジム・イーノのプロデュースで作られた一昨年の『スリラー』も完成度が高いア…
今回3ヶ月連続でリリースされているCD2枚組「エクストリーム・シングル」表題曲で、Base Ball Bearが70〜80年代ディスコファンク系のビートを基本リズムとしているのは伊達や酔狂の産物では決してない。サブスクリ…
昨年、中村一太(Dr)が加入し、plentyは3人編成となった。今の彼らはこのメンバー同士で醸し出すグルーヴを楽しんでいるのを感じる。では、グルーヴとは? これを言い表すのは非常に難しい。実際のところグルー…
前作『ザ・ウェイト・オブ・ユア・ラヴ』は、マジで天から降り注いでくるかのような傑作だった。デビュー・アルバムから作品ごとに音楽性を変化させてきたエディターズがキャリアを統合的に昇華しつつ、トム・スミ…
2009年のガールズでのファースト以降、ほぼ毎年アルバムを発表している多作なアーティスト。ルーツ音楽からシューゲイズまで古今東西のヒット曲を集めたジュークボックスを思わせるポップ・ヒストリーへの愛と博覧…
6年ぶりのソロ作。近年はダイナソーJr.やセバドー、さらには客演絡みでのリリースが続いているが、ソロ名義は3枚目になる。アコースティックな弾き語りによるサウンドはソロならではだが、今作ではドラムが一切使…
ジョン・レノンの他界後初めてポール・マッカートニーが形にした作品で、プロデューサーを務めるのはザ・ビートルズ時代も組んだジョージ・マーティン、ポールのソロ代表作のひとつのリマスタリング再発。一見する…
1年半ぶりの新作リリースは3曲の新曲を収録したシングル。まったく異なるタイプの楽曲が並び、いずれもタイトル曲となり得る魅力を持っている。そして、エレカシの新章がここから始まる予感に満ちているのだ。〝愛…
2013年9月15日に東北で行われた、RADWIMPS初の野外ワンマン。3・11の後、約2年にわたった開催への歩みと、豪雨で迎えた朝から晴天の本番を迎える模様を綴ったブックレットが封入。今年の3月11日にも、RADWIMPSは4…
軽さと明度を増量した音空間やハイパーかつポップに突き抜けたヴィジュアル等、1作目を覆そうという反動の意志が感じられた前作にはタイヨンダイ・ブラクストン脱退の波紋と混乱が様々な意味で残響していた(メン…
indigo la Endが歌うのは、一貫して恋愛における「喪失」だ。今回のシングルもそうで、《雨が悩んで/私を避けて行くわ/雫がポツリと/落ちてもわかるように》(“雫に恋して”)というフレーズなんか、失恋の涙…
NCISのライヴモンスターぶりを全曲演奏のライヴシリーズで再確認し、ファン投票によって収録曲を決定するというライヴ盤『円環-ENCORE-』のプロジェクトは、バンドキャリアそのものをファンと共有する、という意味…
前作でマーク・ロンソンをプロデューサーに迎え、原点回帰とも評された傑作をすでに発表していたデュラン・デュランだが、今作は2015年の「今」を絶妙に落とし込んだ仕上がりになった。マーク・ロンソンの他、ナイ…
《何も言わないで 笑いながら さあ始めよう/手加減の無い未来を》(“手加減の無い未来”)からはじまり、《素顔は見せずに、誰が為の歌を/貴方にはこの歌を歌うから》(“素顔”)で幕を閉じる――このストレ…
闘い抜いて、立ち上がれなくなるところまでいったら「もういいんだよ」と言ってほしい。だけどまだ「あと少し」と思っていたら。どうしても諦められなかったら。私は「がんばれ」と言ってほしい。「笑顔で行け!」…
ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックのソロ・プロジェクトである。ダンとともに共同プロデュースにあたっているのはNYのソウル~ファンク・レーベル〈トゥルース&ソウル〉の総帥であり、エル・ミッチェルズ・…
米津玄師の歌には嘘がない。それは彼が、確信できない言葉を使わないからだ。彼は「人と人とはわかり合えない」という思いを抱きながら、それでも他者と生きていきたいと願ってきた。だから、“サンタマリア”では…
凛として時雨が初海外レコーディングの場として選んだのがベルリン、しかもハンザ・スタジオだったと聞いて興味を掻き立てられた。何しろここはデヴィッド・ボウイのベルリン3部作を筆頭に錚々たるポストパンク、…
ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるロン“バンブルフット”サールが、ヴォッタ兄弟と始めた新バンドで、そこにディスターブドのジョン・モイヤーと、元ストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイ…
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