ホラーズ、テーム・インパラらが堅調に守り立てている昨今のサイケ・シーンだが、アメリカも忘れてもらっちゃ困ります!ーーというわけではないだろうが、00年代から古典的なUSサイケデリック・サウンド(ストゥー…
今年2月にリリースした5年ぶりの新作『プッシュ・ザ・スカイ・アウェイ』がソロ作としては過去最大のヒットを記録し(全英3位)、ドキュメンタリー映画の制作(カイリー・ミノーグが友情出演)も伝えられるなど、…
以前、L’Arc~en~Cielのyukihiroによるソロ・プロジェクトacid androidの作品に百々和宏(MO’SOME TONEBENDER)が参加したのがきっかけとなって、スタジオに集まるようになったふたり。そこに、凛として時雨の3…
今年9月にギリシャ・アテネのリカベツス・シアターで行われた、『MTVアンプラグド』史上初の野外ライヴの模様を収録した2枚組ライヴ盤。“ダンシング・ウィズ・ザ・ムーンライト”“ロックンロール・バンド”をは…
インディーズデビューから10周年の節目を飾る初のベスト盤。足跡をじっくり振り返る内容でありつつも、フレッシュなムードが満載なのが最高! なにしろ収録されているのはライヴで今でも演奏される機会が多い現役…
数年に一度の割合でイギリスはブルースやR&Bの伝統を深く汲んだ天才的な女性ヴォーカリストを輩出しているが、このザラ・マクファーレンもまた間違いなくそうした逸材。ただ、ザラが歌うのはあくまでも正統なジャ…
昨年7月の1stアルバム以降、3枚のシングルを発表してきたWHITE ASHだが、メジャー移籍後初となるこの2ndアルバムの11曲は、すべてが新曲! これだけ短いスパンで曲を量産していても、UK/USギターロック好きも唸ら…
EDMのビッグ・ネームが名を連ねた今夏のフジ・ロックにあって、ビョークの後のスペシャル・ゲスト枠という大役を担ったのがこのフィード・ミーことジョナサン・グーチだった。UK出身の現在29歳、デッドマウスのレ…
遂に世に放たれる、13年5カ月ぶりであり、復活してから初めてとなるオリジナル・アルバム。一言で言うと、雰囲気こそ全く違えど、彼らのアルバムに喩えるなら『MOTHER』のような、満点を叩きだすバランスを誇って…
だいたい好きなバンドは小さいハコで観たいっていうのがファンの心理だけど、いかなる面でもとにかくデカければデカいほどいいのが、ミューズ。7月にローマ・オリンピック・スタジアムで6万人の観客を熱狂させてい…
PERIDOTSとのコラボ・シングルを経て、ソロとしては2013年唯一のリリースとなるタワーレコード限定のワンコイン・シングル。プロデュースは亀田誠治。ダブルAサイドの1曲目は勢いに満ちたロック・ナンバーで、《わ…
ミネアポリス発の「シンセ・ポップ」・バンドというのがポリサによく使われる形容詞だが、目下そうした表現から想像されるようなドリーミーなサウンドを思い浮かべると最高に裏切られる。これは格好いい。そもそも…
2月にカラフルでポップな名刺替わりのアルバム『We are東京カランコロン』を発表した彼らから、早くも2ndアルバムが到着! 今作はメンバー「5人で作る」ことに拘った全曲セルフプロデュースの一枚だ。小刻みなド…
聴いてすぐに思い出したのは今年の2月に出たボニー“プリンス”ビリーとドーン・マッカーシーのデュエット作『What The Brothers Sang』のことだった。エヴァリー・ブラザーズのかなりマニアックな曲を中心とした…
そもそもplentyが、楽曲の再構築を行う、という話だけでかなり意外であった。彼らの楽曲というのは、歌詞とメロディ、アレンジとアンサンブル、音色や音価に至るまで、潔癖かつ完璧主義的なまでに練り込また上で発…
今号の特集で取り上げたように、サウンドもアティテュードも全くバラバラの英国バンド達が目覚ましい躍進を遂げているが、彼らへと続く道を拓いたアクトのひとつは間違いなくこのトゥー・ドア・シネマ・クラブ。本…
「ラウドロック」という音楽が、いかに激しく、物悲しく、そして強固で、儚いものであるかを、作品全体で証明し尽したアルバムである。ブルース、パンク、オルタナ、ヒップホップといった多様な音楽的要素が、収録…
ピシっとプラチナブロンドを決めたエミネムが完全復活を告げる『ザ・マーシャル・マザーズLP2』。アメリカではぶっちぎりの1位を記録するだけではなく、過去のアルバムすべてを200位以内に再びチャートインさせる…
2013年は配信曲“RUN with…”以降リリースが相次いだけれど、新曲のリリースがほとんどなく、ライヴもクリスマスまで行われなかった2012年の不在感はやはり大きかった。自ずとリップのネクスト・フェーズを期待せ…
リリース前にはシングル以外の一切の音源を聴くことができなかったため、日本でのリリースと同時に貪るように聴いたガガ最新作。強靭な生命エネルギーに溢れ、挑発的なアイデアとユーモアセンスが共存する豪快な内…
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