発売中のシングル『BLACK MEMORY』表題曲は、映画『亜人』の主題歌だ。初の映画タイアップ、そしてお茶の間というこれまでと異なったフィールドで闘うため、今作はどのように制作されたのか。そして、この作品にTHE ORAL CIGARETTESが込めた野心と確信とは?
2017年9月30日(土)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』にはメンバー4人が登場。各々が抱える意識、そして楽曲の変化が語られている。その中から発言の一部をお届けする。
インタビュー=小栁大輔 撮影=石黒淳二
本当に野性的にというか、映画を観て自分が感じたことをそのままアウトプットした感じだから。挑戦を積んできた自分たちだからこそできる、基礎レベルがアップしたオーラルをそのまま見せようと思って。もう何も意識せずに、今の俺らはこれですって、リスナーや映画を観てもらえるファンに届けれたらいいなと思って書きました(山中拓也/Vo・G)
わかりやすくかっこいい曲ができあがったなって。それでちゃんと僕たちが培ってきたものを込めれてるっていうのが、実感としてありますね。サウンド的にも男っぽくなったなと思ったし、力強さも出せてると思います(鈴木重伸/G)
いい曲を作ってれば、自分たちも自分たちを信じられるし。いつか絶対評価される時が来ると思うから。曲だけは妥協せんとこって。アレンジがシンプルになろうが、拓也の歌とメロ、そして曲の雰囲気を存分に活かすアレンジができたら、それが正解なんじゃないかと(あきらかにあきら/B・Cho)
今までフィジカル的にやってきたものが全然通用しなくなったりだとか――ロックやけど、また全然違うベクトルを自分で取り入れていかんと、歌が表現できるものをもっとのし上げられへんよなとか。歌に重きを置くためのものっていうのは必要やなって、明確に感じるようになってきたし。それが “BLACK MEMORY”で痛感したことかな(中西雅哉/Dr)
あきらと歌を共有して。そこにのるシゲのギターリフだって歌だし。まさやんは歌にすごい気を遣ってドラムを叩いてくれて。何でこれが伝わらんのやろって。「リズムがすげえんだよね」「ノリが良いんだよね」じゃねえよって思って勝負してきたのが、ようやく今その状況を変えていけてる自分たちがいるから。すごいうれしいし、自信になっていってますね(山中)
続きは2017年9月30日(土)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』11月号で!
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●THE ORAL CIGARETTES
快作『BLACK MEMORY』完成。レベルアップしたオーラルの今、未来、そして野望に迫る
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●ザ・クロマニヨンズ
●SKY-HI
●おいしくるメロンパン
●JAPAN’S NEXT vol.18(おいしくるメロンパン/感覚ピエロ/go!go!vanillas/SHE'S/BRADIO)
●藤巻亮太
●THE BACK HORN
●佐野元春
●大森靖子
●グッドモーニングアメリカ
●赤い公園
●夜の本気ダンス
●BRADIO
●め組
●魔法少女になり隊
●SWANKY DANK