ヤバイTシャツ屋さんの首謀者にして、岡崎体育の『MUSIC VIDEO』で「第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門新人賞」を受賞した映像クリエイター・寿司くんでもあるこやまたくや。3月30日発売の『ROCKIN’ON JAPAN』には、その半生を語った2万字インタビューが掲載される。発売に先がけて、発言の一部をお届けする。
インタビュー=兵庫慎司 撮影=平間至
(小学校5、6年生が)完全に人生のピークでしたね。中学に入ると底辺ですよ、一気に。ほかの学校から人が入って来るのとか、やっぱりノリが変わりますもんね。軟式テニス部に入って……中学校に入ると、急に上下関係出てくるやないですか? そういうのもやりづらいし、シュンて落ち着きましたね、そこで
とにかく自己満足で作ってる作品がすごいイヤやって。僕が作った作品は、一般の人がわかるように作ってるんで。だから(文化庁メディア芸術祭の)観客投票で1位になったんですけど、まわりの、映画とか作ってる人から、「おまえの作品ちょっとベタすぎひん?」とか言われて。「いや、ベタができひん奴に何ができんねん」って思って
(ヤバイTシャツ屋さんというバンド名は)すごいキャッチーやなって思ってたから、「いつかヤバイTシャツ屋さんってバンドをやりたいなあ」ってずっと言ってたんですよ。しばたともりもともそれを聞いてたから――で、次の学園祭、ヤバイTシャツ屋さんで出るぞって決めて、ふたりに「ヤバイTシャツ屋さんやるから入ってや」っていう感じで、始まったんです
「寿司くん」の作品は自信満々で出せるんですけど、バンドはそんなに自信がない。自信がないけど、勝ってやるぞっていう気持ちはある、みたいな。「寿司くん」は「これが勝たへんのはおかしいやろ」って思ってできるんですけど、ヤバイTシャツ屋さんはすごい発展途上やし、ひとりだけのもんじゃないから。違う感じですね、映像でやってる時とバンドでやってる時は
続きは2018年3月30日(金)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』5月号で!
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