11月4日、ツアー「メリエンダ」の追加公演となる新木場STUDIO COASTにて、来年2月6日にニューアルバム『おとぎ』をリリースすることを発表したEve。
『ROCKIN'ON JAPAN』では、そんなEveを2号連続インタビューで徹底的に追いかけていきます。
その前編として、2月号(12月29日発売)には、アルバム『おとぎ』についていち早くロングインタビューを敢行。
正確に言えばインタビュー時点で未完成ではあったが、周囲の環境の変化に伴うEve自身の心境の変化を中心に、じっくりと語ってくれた。
なお、アルバム『おとぎ』収録曲のディテールに踏み込んだロングインタビューは、次号となる3月号(1月30日発売)に掲載予定。
こちらもお楽しみに。
以下、2月号のロングインタビューより、発言の一部をお届けする。
インタビュー=山崎洋一郎
(アルバム『おとぎ』は)冒頭のインストから始まって、“トーキョーゲットー”“ラストダンス”で僕のなかで一区切りあって、その次に“僕らまだアンダーグラウンド”と“君に世界”って曲につながるんですけど、そこから未来を見ているというか、先を少し感じながら――自分でもこれからどういうことをやっていくかはまだわからないですけど、ただただ、すごく胸が高鳴る方向に進めていけている自信はなんとなくあって、それが届くといいなと思います
今いる現状は自分にとってすごく居心地のいい場所なんですよ。居心地のいい場所って離れたくないじゃないですか。ただ、それでほんとにいいのかなっていう気持ちがすごくあって。“トーキョーゲットー”はそういうことを考えた曲なんです
普段の生活では、とくに昔は、そんなに感情の起伏が激しかったりとか、すごい泣いたり、すごい笑ったり、すごい怒ったりとかあんまりないほうだったと思ってるんですけど。喜怒哀楽っていう4つの感情があって、『文化』の“ナンセンス文学”“ドラマツルギー”って曲と、今回の“アウトサイダー”“ラストダンス”って曲で、喜怒哀楽の4つの感情を色で表してもらっていて。“ナンセンス文学”はモノクロだったんですよ。“ドラマツルギー”は、青色。あれは喜怒哀楽の哀。“アウトサイダー”は、怒りって感情を押し殺してたというか、あまり感情として出さなかった。僕のなかではそういう気持ちがちょっとあって
作品を作っただけだと、言い方はあれですけど、自己満足のためになっちゃいますから。自分から生まれたアルバムが、そのアルバムにとって、その曲にとって、一番理想の形で届くといいなってのはすごく感じていて。去年の『文化』でも思いましたし、今回もまだ届いてもないのに勝手に思ってることではあるんですけど、自分のイメージした形でリスナーの耳に届けたいと思っています
続きは2018年12月29日(土)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』2月号で!
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