インディーズバンドとして長くライブハウスシーンで「自分らしく生きる」という意志を貫いてきた彼らは、今年、日本武道館でのワンマンライブも成功させ、そしてドラマの主題歌にも選ばれた。そうしてメジャーな存在になった今も、なぜ彼らは歌う内容を変えずに自分たちの意志を貫き続けることができるのか。メンバーは以下のように語る。
自分らしさを追い求めるって、能動的な行動だと思うんですけど、今はそれと近い意味合いで、人からどう思われてるかっていうことを意識する時代だと思うんですよね。だからこそ自分の立ち位置をずっと探し求めるというか(柳沢亮太/G)
楽しくないと意味がないんですよね。「フロム・ライブハウス」のバンドが、一体どんな景色を作れるのか。そういう俺たちの存在自体にロマンを感じてほしいと思ってるんです。(中略)見せてるっていう意識は強く持っていたいなって、今、ことさら強く思うんです。そのためには、自分たちの思ってること、やってることを全面に出して、思うままにやりたいなと思ってますね(渋谷龍太/Vo)
インタビューでは、バンドを取り巻く状況が大きく変化していっているなかでも、彼らの「本質」は決して変わらないことがはっきりと伝わる発言が数多く飛び出す。4人の変わらぬ熱い意志を、ぜひ本誌から読み取ってほしい。