【ロッキング・オンを読む】『KID A』から20年、最新インタビューでトム・ヨークは何を語ったのか?【一部公開】

【ロッキング・オンを読む】『KID A』から20年、最新インタビューでトム・ヨークは何を語ったのか?【一部公開】 - 『rockin'on』 2019年8月号より『rockin'on』 2019年8月号より

だから『KID A』でやったことというのは、『よーし、やっちまおう! 僕たちはやれる立場を手に入れたんだし』って、それだったんだ。そりゃもちろん、やるのはマジに怖かったよ。ただほんと、それ以外に選択肢はなかったんだ

「『KID A』以降」というキーワードで、この特集の意図はほとんどの人に理解してもらえるはずだ。レディオヘッド特集ではなく、ソロとしてのトム・ヨークの特集でもなく、「『KID A』以降」というタームでその両方を総括しようという試み。それはレディオヘッドとトム・ヨークを語るだけではなく、20年前にポップ・ミュージックが迎えた時代の転換点そのものを記述することになるのは明白である。『KID A』がリリースされた2000年以降、さまざまな論考やレビュ ーやインタビューにおいて使われてきた「『KID A』以降」というキーワード。それが意味するものは2019年の今になっても希薄になる どころかますます明確なものになっている。

衝撃の新作としてリリースされた『KID A』。

UKの王道ロック・バンドだったレディオヘッドが打ち込みやエディットに満ちたDTMへとシフトし、エレクトロ、ジャズ、アンビエントのフォームを取り入れ、アブストラクトな歌詞を乗せた革新的なアルバムだった。

その時に行なった本誌インタビューでトムは「ロックなんか退屈だ。僕は退屈だと思う。だってホントに、ゴミ音楽じゃないか!」と言い放ち、あらゆるリスナーやアーティストやメディアがこのアルバムに関するさまざまな意見を表明した。そしてその影響はそれ以降の音楽シーンそのものに計り知れないほどに波及し、ロック・バンドのあり方そのもの、制作のプロセスそのもの、そしてバンド・サウンドの基本デザインそのものを大きく変えた。肉体性に依存したそれまでのロックのあり方を理知的な方法論に置き換えていくことで、旧来のロックでは到達できなかったエモーションを次々と発見し表現していく新たなポップ・ミュージックの時代が始まったのだ。

なぜ2000年のあの時期、ロック・シーンのトップに君臨していたレディオヘッドはここまで革新的なアルバムを作らなければならなかったのか。そして、「『KID A』以降」の時代をトム・ヨークはどう捉えていたのか。

ソロの新作『ANIMA』を完成させたトム・ヨークが、地元オックスフォードでの1時間のインタビューに応えてくれた。『ロッキング・オン』8月号に掲載している。( 編集長 山崎洋一郎)



トム・ヨークの最新インタビューは『ロッキング・オン』8月号に掲載中です。
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