ザ・ブラック・キーズがついに帰ってきた!このアルバムのアイデアは、ただロックンロールすることだったしね。ファッキン、ロックンロール・アルバムだよ。
あの『ターン・ブルー』でとろけさせてくれたのが、2014年のこと。 その後、ボーカル&ギターのダン・オーバックはカントリー・テイスト たっぷりのソロ作を出したり、さまざまな人と交流しつつ完全マイペース。そしてドラムのパトリック・カーニーは、プロデュースを主にしていたのだが、それが縁で、なんとミシェル・ブランチと結婚と、思いもかけなかった展開で、今回の取材中も子育ての様子を嬉しそうに教えてくれていた。
そんな課外活動を存分にやったことが自然とブラック・キーズという一番心地好い場を思い出させた。5年ぶりの新作は、チャーミングなメロディにタイトルどおりシンプルなビートが詰まっているが、決してノスタルジックではなく今のローカル・シーンで息づくサウンドやフィーリングが映し出され素晴らしい。
このところ一緒にやっていたデンジャー・マウスも起用せず、ジャケットはピンクに輝く電気椅子と、相変わらず閉塞と開放感が複雑に渦巻く世界にぴったり。ブラック・キーズ、やはり特別なバンドだ。祈来日!(大鷹俊一)
ザ・ブラック・キーズのインタビューはトム・ヨークが表紙巻頭の『ロッキング・オン』8月号に掲載中です。
ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
THOM YORKE
U2
BOB DYLAN
VAMPIRE WEEKEND
BRIAN ENO
THE 1975
フジロック&サマーソニック完全ガイド
ROGER DALTREY
TEDESCHI TRUCKS BAND
THE BLACK KEYS
ALBUM REVIEWS
AVICII/ALOE BLACC
RHYE
HOT CHIP
[CHARACTER OF THE MONTH]
SLIPKNOT
[HEADLINE]
ED SHEERAN
DR. JOHN
TODD RUNDGREN
RIDE
LIAM GALLAGHER