現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』6月号にMy Hair is Badが登場!マイヘアの今までのお客さんも緊張させちゃう、驚かせちゃうような状況だったからこそ、
いつだって頑張り時だけど、マジの頑張り時だろうなって
椎木知仁が語る怒涛の「はじめて」攻勢の舞台裏
インタビュー=古河晋 撮影=岩澤高雄
My Hair is BadにJAPANは先月号でもニューアルバム『angels』のインタビューをした。しかも全アルバムレビューも含めて16ページ。しかし今月号でも、またインタビューをお届けする。なぜなら前回の取材のあと、My Hair is Badは前代未聞の濃い1ヶ月を過ごしていたからである。タイアップ、テレビパフォーマンス、サブスク、「ブラジャーのホックを外す歌より、いい曲あります。」等の巨大看板広告と、怒涛の「はじめて」解禁攻勢に打って出た。360度ステージでの巨大ワンマンライブもあった。My Hair is Badなりの「ロックバンド」という枠の中で戦ってきた彼らが、My Hair is Badのまま、ロックバンドのまま、その枠を一気に拡げて未知の領域に飛び込んだのだ。その状況の中で彼らは、いろんな語られ方をしたし、いろんなことを語ったし、語れないことも彼らなりの伝え方を見つけて語り続けている。だから今、再び椎木知仁にJAPANでも語ってもらいたかった。ちなみに僕がMy Hair is Badを長年見てきて今、語りたいことと言えば「マイヘアはずっと歌い続けてきた通りのことを今の状況の中でもしている」ということかな。結構、特殊な会話で成立しているインタビューだと思うが、独占的な内容なので読んでほしい。(古河晋)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年6月号より抜粋)