【JAPAN最新号】ブランデー戦記、突如現れたロックの超新星。最初のEP『人類滅亡ワンダーランド』で見せつけた破格のロックのセンスとパワーは時代を変える!

【JAPAN最新号】ブランデー戦記、突如現れたロックの超新星。最初のEP『人類滅亡ワンダーランド』で見せつけた破格のロックのセンスとパワーは時代を変える!

物語すぎても共感できないし。ほんとの気持ち書いたほうが、刺さるものあると思う

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』10月号にブランデー戦記が登場!

突如現れたロックの超新星、ブランデー戦記。最初のEP『人類滅亡ワンダーランド』で見せつけた破格のロックのセンスとパワーは時代を変える!

インタビュー=山崎洋一郎 撮影=オノツトム


JAPANはブランデー戦記を推す。SNSやサブスクでバズっているバンドやアーティストは毎日毎日ぐるぐるいるが、このバンドはロック雑誌の存在意義を懸けて推したい。何言ってんだ、もうすでに”Musica”という曲がYouTubeでバズっているじゃないかと言われるだろうが、だからこそ、そんな有象無象の中でブランデー戦記は特別なのだということをこれから活字で刻みつけていきたい。その価値があるバンドだということはいずれすぐに明らかになるだろう。
トリオのロックバンドでサウンドは荒削り、だが実は完璧なシェイプとエッジを持っていて、同時にロックとしての奥行きを持っている。まだ(たぶん)20代前半の若手としては驚異的と言っていい。歌は歌謡曲的な陰影のあるポップなメロディなのだが、曲の構成や展開が完全にロック。たとえば”サプリ”はAメロのあとBメロがサビのように強引に展開するが、これは邦ロックやJ-POPではほぼありえないパターンで、洋楽ロックの直系。まさにロックにしかできないが今の日本のロックバンドは誰もやらないことをやっているのだ。リリースされたばかりの初のEP『人類滅亡ワンダーランド』には、そんな目の覚めるような衝撃的な、なおかつとことんポップな楽曲が並んでいる。全曲が名曲レベルと言っていい。
今作での全曲の作詞作曲を手掛けるギター/ボーカルの蓮月にインタビューした。シンガーとしても最高の声の持ち主だ。(山崎洋一郎)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年10月号より抜粋)


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