【JAPAN最新号】[Alexandros]川上、白井が語り合う「ロックバンドの優先順位」と「最高精度の作り方」。新作『SINGLE 1』はこうして生まれた──冷静と情熱の最新ロングインタビュー!

【JAPAN最新号】[Alexandros]川上、白井が語り合う「ロックバンドの優先順位」と「最高精度の作り方」。新作『SINGLE 1』はこうして生まれた──冷静と情熱の最新ロングインタビュー!

メンバーの喜んでる顔が見れたら、これはいい曲なんだなって判断できるわけだから。
やっぱり楽しそうにやってなかったら、やめとくかってなるんですよね

いいシングルだなあと思う。タイトルは『SINGLE 1』。1曲目は“冷めちゃう”で、『WBS』のEDテーマになっている“アフタースクール”も、すでに配信されている“todayyyyy”も入っているが、タイトルは『SINGLE 1』。要するに、この作品に込められている4曲全部で、これが今の俺たちがやりたいことだ、ということなのだと思う。

“冷めちゃう”ではラフにザクザクとアンサンブルが疾走し、極限まで絞られたフィジカルが映えまくる。これが今の[Alexandros]が示すロックバンドの精度だ。“アフタースクール”は美メロ、抒情的なリリシズムを突き詰めたセンチメンタルなナンバーで、これもまたアレキの代名詞的な音楽世界を堪能することができる。“todayyyyy”は今さら言うまでもなく、新たな代表曲。4曲目は、ライブで磨き抜いてきた“Girl A”のリアレンジ“Girl A (:D)”。4曲がそれぞれに、アレキの極、その最新モードを示していて、媚びるところの一切ない戦い方がやはり今日も潔くかっこいいなと深く頷いてしまう。

今回は、川上&白井というギタリストインタビュー。「ギター」ロックバンドとしてのアレキ、普段なかなか選べないそのフォーカスで話してもらったレアなインタビューを楽しんでほしい。

インタビュー=小栁大輔 撮影= Yusuke Miyazaki (SEPT)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年7月号より抜粋)


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