年明けからの国内5大ドームツアーと初のアジアツアー「THE GREATEST UNKNOWN」を4月に終えて以降、しばしの「潜伏期間」に入っていたKing Gnuが再び動き出した。9月25日に1月の東京ドームワンマンを収録した映像作品『King Gnu Dome Tour THE GREATEST UNKNOWN at TOKYO DOME』をリリースすると、10月4日には同ライブの音源と常田大希(G・Vo)がSixTONESに提供した“マスカラ”のセルフカバーとなる“MASCARA”を同時に配信リリース。そしてついに、アルバム『THE GREATEST UNKNOWN』以来実に約11ヶ月ぶりとなる新曲がドロップされた。脚本・野木亜紀子、演出・塚原あゆ子、プロデュース・新井順子という、『アンナチュラル』や『MIU404』という名作ドラマを送り出してきたチームによるTBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』の主題歌“ねっこ”である。
すでにスタートしているドラマでも流れているこの楽曲。一聴してその繊細で美しいメロディに耳を奪われた。あえて過去の楽曲を引き合いに出すのであれば、それこそ“白日”や、同じく日曜劇場の作品に書き下ろされた“雨燦々”のように、ドラマの世界に丁寧に寄り添いながらその物語を盛り上げる、直球のテーマソングである。
(以下、本誌記事に続く)
文=小川智宏
(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年12月号より抜粋)
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【JAPAN最新号】King Gnuの11ヶ月ぶりの新曲“ねっこ”到着! 流れ続ける時間を受け止め、抱き締めるこの曲は、彼らの未来をどう導く?
2024.10.30 12:00