20周年を経て、UNISON SQUARE GARDENとして次はどこに向かうのか。それはメンバーにとってとても大きなテーマで、だからこそ2025年はツアーやリリースを重ねながらもあえて大きな計画や企画を立てずに活動して、田淵はソロアルバムやプロデュース業も混ぜながらUNISON SQUARE GARDENや自分のキャリアについて考える期間だった。田淵が半年間かけて続けたトークライブもそのためのものだったし、対談相手として僕が登壇させてもらった回でもそういう話題がかなり多かった。そんなタイミングでのこのタイアップ曲“うるわし”“アザレアの風”は、ユニゾンの今とこれからに大きく関わる展開だと思う。自分の中のロックバンドストーリーの中で意地張ってやる時期ではもうないので。
20周年での結実に安心感を持って、次のフェーズを迎えているのかもしれない
TVアニメ『うるわしの宵の月』はロックバンドがストレートにぶつかっていくには繊細で美しい作品で、タイアップで一点突破の攻撃性を繰り出すUNISON SQUARE GARDENとしてどうすればハモれるか、なかなか難度が高かったはずだ。そういう課題に彼らはこれまでとは違う新たな姿勢で向き合った。そしてそんな変化は、UNISON SQUARE GARDENの「次」につながる扉のひとつになるはずだ。
その新たな姿勢とは何か、そしてUNISON SQUARE GARDENが次へと向かうための変化とは? 田淵智也にしっかりと語ってもらった。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=笹原清明(L MANAGEMENT)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年3月号より抜粋)
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