【JAPAN最新号】This is LASTが歌った「死」と「希望」──矛盾した自己を曝け出す初の映画主題歌“アイリス”を語る

【JAPAN最新号】This is LASTが歌った「死」と「希望」──矛盾した自己を曝け出す初の映画主題歌“アイリス”を語る

《しがみついた死に際が綺麗》なんて、そんなわけないんですよ。
でも、俺が投影したかった死の美しさと、死を望んでいる人の美しさと、
そんなことはないという普通の意見がぶつかっているような一文を作りたかった

6月から7月にかけて立て続けに3つの新曲をリリースするThis is LAST。その新曲たちを聴いていると、彼らが明らかに新たなフェーズに足を踏み入れたことがよくわかる。音楽的な探究心や実験精神と、あくまでJ-POPのフィールドで勝とうとする意志が、かつてないほどいいバランスで無理なく共存しているのが伝わってくるからだ。その中でもひときわ輝きを放っているのが、映画『死ねばいいのに』の主題歌として書き下ろされた“アイリス”である。「死とは何か」「生きるとは何か」「幸せとは何か」。そんな深くて大きなテーマにじっくりと向き合って書かれた菊池陽報(Vo・G)の歌詞と美しいメロディは、映画に込められたメッセージを増幅させるとともに、彼という人間の内側も強く浮かび上がらせる。映画のどこにシンクロし、“アイリス”を作り上げた先に何を見つけたのか、菊池はとても丁寧に語ってくれた。インタビュー=小川智宏 撮影=YUKI KAWASHIMA
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年8月号より抜粋)
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