10月19日発売のCUT11月号に、大塚剛央さんのインタビューを掲載しています。
『【推しの子】』のアクア役、10月21日から放送が始まるTVアニメ『薬屋のひとりごと』の壬氏役などを務め、間違いなく、今もっとも勢いのある声優のひとりと言える大塚さん。10月20日公開の映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』では、ペンギンのような小さく可愛らしい見た目ながら謎めいた雰囲気も漂わせるキャラクター・エルルを演じます。人間が動物をもてなす特殊な百貨店「北極百貨店」の新人コンシェルジュ・秋乃の奮闘を優しく見守るエルルを、どう演じたのか。たっぷり語っていただいたインタビューを、以下一部抜粋してご紹介します!
エルルは人間の膝の位置くらいまでの大きさですけど、だからといって可愛い声が出るかと言ったら違うなと思って。だとしたら僕じゃないと思うから(笑)。見た目に関しては、収録の途中で「呼吸が人間すぎて画に合わない」と指摘を受けることがありました。人間の口ではなく、あくまでもあのペンギンのような嘴から出る言葉と呼吸だと意識してください、と。(中略)(他に印象に残っているディレクションは)年齢感ですね。最初に僕が考えていたエルルのイメージだと、少し若すぎたみたいで。「韓国ドラマの若社長のような雰囲気が欲しい」というディレクションを受けて、「なるほど、言葉に説得力や重みが必要なんだな」と解釈しました
百貨店を舞台にした本作では、作中で数多く“贈り物”が登場します。そんな本作にちなんで、 “贈り物”にまつわるエピソードをお伺いしたところ、こんなお話が。
本当に、いただくものからはいつもいつも力をもらっています。このお仕事をしているとファンの方からお手紙をいただくことがあるんですけど、やっぱり読むと心温まりますし。(中略)気持ちをいただけるのがすごくありがたいな、嬉しいなと思いますね。ただ贈るほうとしては……実は先日、母の誕生日だったのでちょうど百貨店に行ってプレゼントを探してたんですけど、「改めて考えると母は何が好きなんだろう、何を喜ぶんだろう」と考えてしまって(笑)。もらう側としては本当にいただくだけで嬉しいんですけど、贈る側としてはそれはまた別だよなあと(笑)、本当に悩みました。でもそうやって悩んで選んで、喜んでもらえるとやっぱり嬉しいので、贈り贈られるというのは素敵なことだなって思いますね
その他、声優としてのキャリアを歩む中での葛藤や原動力についても語っていただいています。
爽やかな撮り下ろしショットと合わせて、インタビュー全文はぜひ誌面をチェックしてみてください!
CUT11月号は、10月19日(木)発売です。
CUT11月号は現在以下よりご予約可能です。