テイラー・スウィフトの新作売り上げが驚異的。4日で100万枚超えで、エド・シーランを抜き今年1位+最新ライブ映像公開。

テイラー・スウィフトの新作売り上げが驚異的。4日で100万枚超えで、エド・シーランを抜き今年1位+最新ライブ映像公開。

テイラー・スウィフトの6枚目となる最新作『レピュテーション』の売り上げが驚異的だ。

Billboard」誌によると、4日間ですでに100万枚を超えて、105万枚の売り上げであるということ。この数字は、エド・シーランの『÷(ディバイド)』の91万9千枚を抜き1週間で今年一番売れたアルバムとなった。

さらにテイラーは、過去3作、2014年の『1989』が129万枚、2012年の『レッド』が121万枚、2010年の『スピーク・ナウ』が105万枚と、4枚連続で、1週間の売り上げが100万越え。これは、ニールセンが1991年に統計を開始して以来、テイラーのみが達成した快挙であるということ。

また驚きなのは、『レピュテーション』は、この勢いで売れ続けると1週間での売り上げ枚数がテイラーのキャリアでも最高になると予想されていること。これまでの最高記録は、前作の『1989』で、129万枚。昨今、ストリーミングが売り上げの半分を占めることが多く、デジタルでも、フィジカルでも、アルバムとして売れた枚数は上でも、ストリーミング数で負けて、1位を取れないというケースが多い中、テイラーは、現在ストリーミングしていないのにこの売り上げだ。さらに、多くのアーティストのアルバム売り上げが激減していることを考えると、今キャリア最高を記録するとはますます事件だ。

また、2012年以降、1週間で100万以上の売り上げを記録したのは、テイラーとアデルだけということ。アデルの『25』は初週338万枚!2週目が111万枚で、5週目に再び116万枚の売り上げを記録している。

テイラーは、アルバム発売の週末に、TV番組「Saturday Night Live」に出演し、“...Ready for it?”と、”Call It What You Want”を披露した。賢いと思ったのが、“...Ready for it?”ではダンサーを従え、ラップのような歌い方もありで、最新型のテイラーを披露。

しかし、2曲目では、アルバムとのアレンジを変えて、いきなりアコギで演奏。それを見て、最新のテイラーに戸惑っているファンがいたら安心しただろうし、同時に私個人としては、テイラーがもし変わり続けなかったら一体どこにいたのかを目撃できた瞬間でもあり、さらに、リスクを負いながらも、変貌し続けた彼女の挑戦に改めて気付かされた瞬間でもあった。


そして、月曜日にサプライズで、再びパフォーマンスをした。映像はこちら。

Taylor Swift - New Year's Day

アルバムの最後を締めくくる“New Year's Day”をピアノの演奏ととも披露している。これもアルバムの中では、過去の王道テイラーを彷彿とさせるタイプの曲だ。

テイラーのアルバムは、アメリカでは大手スーパー、ターゲットで、70ページ以上の雑誌付き特別版が発売されている。しかも2種類あって、内容も違う。思わず見たくて私も2冊とも買ってしまった。
MVの舞台裏写真や、ファッション写真、また『1989』に付いてきたポラロイド調のプラベートフォト。なんと言ってもペットのネコの写真がたまらなくかわいい。

それからファンが嬉しいのは、彼女の描いた絵がポスターになっていること。その他手書きの歌詞なども付いてくる。「評判」というアルバムのタイトルを象徴するように、表紙はファッション誌のようになっているのだが、裏表紙がゴシップ誌仕立てになっている。

その制作の様子はこちらで見られる。


テイラーはそれを買った人達を次々にツイートにアップしている。

アメリカでのアルバムの「評判」は上々だ。
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする