なんと10月28日に、リアーナの新曲が『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』のサントラとして発表。

なんと10月28日に、リアーナの新曲が『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』のサントラとして発表。

なんと、10月28日にリアーナの新曲が『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』のサントラとして発表されるようだ。今日映画の公式サイトに映像がポストされた。こちら。

リアーナの”R”と10月28日が浮かび上がっている。スーパーボウルのハーフタイムショーに決定しただけでも驚きだったのに、それと並ぶくらいの驚きにして最高に嬉しいニュースだ。『Anti』が出てからなんと6年ぶりのこととなる。しかも、あとたった2日しか待たないで良い!

『ワカンダ・フォーエバー』はすでに予告編も超カッコいい。

これが1本目。

ナイジェリアのシンガーTemsのカバーしたボブ・マーリー”の”No Woman No Cry”で「Everything’s going to be alright」と歌ったところから、ケンドリック・ラマーの”Alright”に移行していくってだけでもカッコ良すぎる。その瞬間にチャドウィック・ボーズマンが演じたブラックパンサーが映し出されていて異様にエモーショナルになる。

この”No Woman No Cry”はすでに公開済み。

さらに、こちらが2本目の予告編。

ここには、Sampa The Greatの”Never Forget”が使われている。Sampa The Greatはザンビア生まれのアーティストで、2013年からオーストラリアに移住しミュージシャンとして活躍した後、パンデミック中にザンビアに戻って活動を続けている。

さらに、『Black Panther: Wakanda Forever Prologue』も発表されている。

サントラを手がけるルドウィグ・ゴランソンが、この『Prologue』発表の際に今作の音楽に関して語っている。

「このプロローグは、『ワカンダ・フォーエバー』の世界観を少しだけ観るような内容になっている。この作品の音楽制作は、メキシコや、ナイジェリアを時間をかけて旅することに始まり、そこで地元のミュージシャン達と仕事しながら、文化、社会、音楽の歴史的な意味合いなどを教えてもらった。それをもとに楽器のカタログを作り、彼らとボーカルのレコーディングをして、伝統的な音楽と、そうでないものを探求してみた。

またその旅の間に、映画のキャラクターやテーマと似ている現代のアーティスト達とコラボレーションもした。監督のライアン・クーグラーとジョー・ロバート・コールの脚本を青写真にして、伝統的なミュージシャンのレコーディングを使いながらも、登場するキャラクターや、物語、タロカンとワカンダの文化を象徴する音楽を作っていった」


また何よりグッときてしまったのは、ライアン・クーグラーが、チャドウィック・ボーズマンが亡くなった後に、監督を辞めそうになった、と語っていたこと。監督にとっては、ボーズマンが、アーティスティックなパートナー的存在だったのだそう。だから彼を失って、

「ほとんど映画界から去るつもりだった。また映画が作れると思えなかったんだ。ましてや『ブラック・パンサー』をもう1本作るなんて無理だと思った。あまりに心が痛すぎて。『あんな風にどうやって再び心を開けばいんだ』と思ったんだ」


それで彼が亡くなった後に、ボーズマンがティ・チャラについて語るインタビューを読んだり、見たりして、彼の言葉を頼りにしながら、作品の未来について考え始めたという。それで「今となって彼が亡くなる前に、この作品について長く語り合っていたので、映画を作り続けるべきだと思った」(涙)。

前売りチケットはもう買ってますか?

ケンドリック・ラマーが手掛けた前作のアルバムも良かったけど、今回も、リアーナが参加するということで、再び楽しみがさらに増した。



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なんと10月28日に、リアーナの新曲が『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』のサントラとして発表。
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