デイヴ・グロールVSジョン・ポール・ジョーンズ

デイヴ・グロールVSジョン・ポール・ジョーンズ

以下、終わってすぐ送ったつもりのレポートでしたが、フィリーの風に吹き飛ばされて届いてなかったようです。改めて!
終わった!
ジョン・ポール・ジョーンズと盛り上がりデイヴ•グロールの一騎打ちを観ているようなライヴだった。しかしとは言え、方や歯を食いしばり長髪を振り乱し何とか負けないように必死。方やあくまで知的に優雅に汗一滴たらさず(のように見えた)しびれるように格好いいパフォーマンス!気付けばそのふたりばかりに目がいってしまいまし、申し訳ないけどジョシュのことつい忘れがちだった。時々、これがジャック・ホワイトだったら……と思うようなこともあったけど、きっとそれじゃあツェッペリンになってしまうのだろう。ジョシュがヴォーカルだからこその新しさ。ギターとヴォーカルが主役じゃないという珍しいライブだったのだ。そうじゃない曲もあるんだが、俄然ふたりが主役の時が盛り上がるのだ。まだ初めて観たライブだしアルバムを聴けば印象も変わるだろう。だが今日はとりあえずそう思った。無心でただただドラムに全力で向かうデイヴ。それができるようになった喜び、今の心境を訊いてみたい。フィリーのオーディエンスも素晴らしかった!この貴重さとありがたみを大歓声で表現。ニューヨーカーはいいライブに慣れ過ぎてるのかもしれない。
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