ROTH BART BARONの輝かしいワンマン

ROTH BART BARONの輝かしいワンマン

すばらしかった。これだけ高度な音楽的ヴィジョンと、祝祭感と、聖性と、歌心と、人懐っこさを、同時に成立させることができるバンドはそうそういない。洋楽的な洗練と日本人的な土着感が当たり前に同居しているあの感じは、はっきりいってちょっと次元が違う。これは、もっとたくさんの人に観てほしい。

賛美歌のようにも子守唄のようにも民謡のようにも聴こえる三船雅也の歌声に酔いしれているだけで、あっという間に時間が過ぎていく。プロジェクターで映像を投影したりもしていたけど、ごめん、たぶん2/3くらいは目を閉じて聴いていた。

今までも何度か彼らのライヴを観てきたけど、今日のワンマンは息を呑むような迫力だった。しかも、これまでに観た彼らのライヴの中でいちばんポップに光っていて、美しかった。
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