今朝からスタートしたNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で、“桜流し”以来3年半ぶりとなる宇多田ヒカルの新曲“花束を君に”が初公開された。皆さん、聴きましたか。ドラマのヒロイン=小橋常子が妹たちに「とと姉ちゃん」と呼ばれるようになる経緯がさっと描かれ、その直後、タイトル映像と共にTVサイズで“花束を君に”が披露された。
ありふれた、穏やかな日常を伝える曲調の中で、「君」に寄せる思いの強さがじわじわと高まってゆく。1分30秒というサイズでも、歌に込められたエモーションがしっかりと伝わる楽曲だ。今の大人びた視点で、大切なものを掴まえている。これが、2016年の宇多田ヒカルだ。
今夜午後11時から放送の日本テレビ『NEWS ZERO』では、もうひとつの新曲“真夏の通り雨”がテーマ曲としてオンエアされる。ぜひチェックして欲しい。配信リリースはどちらも4月15日。いろいろ思うところはあるのだが、ひとまずこれだけは言わせて欲しい。おかえりなさい、Hikki。待っていたよ。(小池宏和)
宇多田ヒカル、新曲“花束を君に”をついに聴いた!
2016.04.04 10:20