ザ・ローリング・ストーンズでサックスをプレイしていたボビー・キーズが亡くなった。
享年70歳。

今年の春の来日にもバンドに同行して、最高のプレイを見せてくれたボビー。
ミックによるメンバー紹介の際、コアの４人以外ではいつももっとも盛大な拍手で迎えられていて、ストーンズにとっては欠かせないメンバーだった。
かつてはキースさえも引いてしまうほどの悪童だったことも有名（ドンペリ風呂はあまりにも有名なストーンズ逸話）。
そのため一時期はバンドから距離を置かれていたが、ここ20年強はフルタイムのメンバーとして必ずツアーに同行していた。
バディ・ホリーのバック・バンドのメンバーとしてキャリアをスタートさせ、ストーンズ以外でもザ・フーやエリック・クラプトンなどのレジェンドとプレイしていたロック界きってのサックス奏者だったが、やはりボビー・キーズといえばストーンズ。
正直、ボビーがサックスを吹かない”ブラウン・シュガー”は想像できない。

Rest in peace, Bobby Keys。（内田亮）