音楽ファンのみならず、日本列島に激震が走った「桑田佳祐、食道癌で入院」の一報。「この先、日本のポップミュージックは一体どうなる?」というレベルで本当にショッキングなニュースだった。だからこそ年末の紅…
昨年11月に初めての日本武道館ワンマンライブにおいて、紆余曲折の歴史を昇華し、色眼鏡を引っぺがすようなパフォーマンスを見せたONE OK ROCKによる、ロックバンドとしてまっさらな第一歩といえるニューシングル…
昨年デビュー10周年を迎えたグッド・シャーロットが、セルフタイトルのファーストから4作目『グッド・モーニング・リバイバル』までの代表曲を集めた初のベスト盤をリリース。ダンス・ミュージックを取り入れた4作…
カジュアルで全く文学的な難解さのない言葉だけでandropの歌はできている。メロディやサウンドやアンサンブルも過剰な装飾を慎重に避けながら自然に耳から心へ、心から体へと染み込むように緻密にコントロールされ…
ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラも大のお気に入りなはずのニュー・カマーによるデビュー・アルバム。本作の前に『Turning On』という音源集が出ているが、あくまでそちらはコンピということで、これがファー…
昨年10月に来日した際のタワレコ渋谷店でのライブを観た。バンドの演奏がちょっと危うかったのは、まあ想定の範囲内。想定外だったのはフロントマンであるフランキー・フランシスのエキセントリックな佇まいのほう…
3rdシングル『僕から君へ』に続いて、遂にリリースされるGalileo Galileiのフルアルバム。メジャーデビュー・ミニアルバムから約1年だから、慎重に制作を進めているのかな、と思っていたけれども、一聴してすべて…
そのタイトルの通り、2001年のデビュー・シングル『テイク・ザ・ロング・ロード・アンド・ウォーク・イット』から2005年の『ブレイキン』まで――要は『ザ・ミュージック』『ウェルカム・トゥ・ザ・ノース』からの…
万人の心を揺るがすだろう圧倒的な傑作だ。歌声も歌詞もすべての楽器を自身で手がけた生々しいサウンドも、吉井にしか鳴らせない真実と高いクオリティを放っている。特に秀逸なのは《日曜日の朝が来て歯を磨いたら…
昨年秋のミニアルバム『OASYS』では、弱さをさらけ出す言葉と、静謐で美しい歌のメロディで「裸のKREVA」としか言いようのないジャンルレスな音楽を鳴らしていたKREVA。シングルとしては1年半ぶりになる今作は、意…
美しい。今年になって(といってもまだ20日足らずですが)聴いた中でもっとも美しいアルバムだ。PJハーヴェイのこれまでのパブリック・イメージはさておき、「視点がこれまでになく外側に向いている」と彼女自身が…
イタリア産の4人組ブルータル・バンド。お恥ずかしいことに、これまで全くノーマークだったのだが、結成は03年まで遡り、セカンドとなる前作は日本盤もリリースされ、その筋のリスナーから熱い支持を得ていたらし…
現在はブルックリン、以前はボルチモアが根城、さらに遡ればオリジナル・メンバーのふたりがオーストラリアからアメリカにわたってきたところからスタートしたローファイ・パンク・バンド、ザ・デス・セット。フジ…
ピアノを軸にしたギターレスの編成で、色彩感のあるメロディを紡ぎだすWEAVER。一般的なバンドとは異なるスタイルであるが、彼らの音楽はロックミュージック以外の何物でもない。なぜなら、彼らの音楽はいつも聴き…
貧乏臭い話になって恐縮なのだが、ビリー・ジョエルというと、高校生の頃に居候していた親類の家の部屋でよくビリー・ジョエルを聴きながら夜食に食べていたカップ焼そばをやたらと思い出してしまう。でも、これは…
むせかえるような甘い香りが煙る轟音ギター、あるいは陽炎のようにゆらめいて美しいまぼろしを見せるサウンドが、より濃厚に。大きな波となりうねりとなって、あっという間に幻想的な世界へと飲みこんで行く。この…
骨太なパンチ力に満ちている上、超キャッチーでもあるギター・リフ。カラッと乾いたフィーリングのR&Rでありつつ、透明感たっぷりの叙情性をいきなり溢れ返らせる瞬間もある贅沢さ。サウンドから零れ落ちそうなく…
歌詞もメロディもアレンジも、特に『アルトコロニーの定理』と比べると一気にシンプルで平易になった『携帯電話』『マニフェスト』の2枚のシングルは、万人向けでキャッチーなものになったというより、わかりやす…
「前作のサウンドからいかに離れるか」を毎回課題に作品を作るこのバンドは、直線ではなく、ジグザグの進化ラインを刻んできた。そこに共感するのは、探究心とチャレンジ精神、フォーミュラに寄りかからない姿勢は…
最高のパンク・ロックだ。かつてパンク・ロックを日本の音楽のど真ん中へと牽引した1人である難波章浩はなぜ、10年間にわたってパンクを封印してきたのか。なぜ今再び自らを解き放つに至ったのか。そして、彼は「…
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