1気圧、気温15℃の条件下では、音の速さは約340m/sであると物理の授業で習った。しかし、歌声の速度は、歌い手によってまちまちなのでは? 音楽が好きな人ならば、そういう感覚に心当たりがあるのではないだろうか…
Ken YokoyamaとNAMBA69……言わずと知れたHi-STANDARDのメンバーが率いる両バンドが、それぞれオリジナルソング2曲、カバー1曲を収録したスプリット盤。ハイスタの活動休止から、ソロとして歩みだし、お互いのバン…
RADWIMPSの最新シングル曲”カタルシスト”は、W杯を目前に控え、フジテレビ系サッカー中継のテーマ曲として書き下ろされたもの。野田洋次郎の公式コメントによれば、「スポーツ」というテーマで曲を作ったのはこ…
デビュー30周年のアニバーサリーイヤーがロックシーンを超えた盛り上がりを見せ、その証に紅白歌合戦初出場まで果たしたエレファントカシマシ。そこから、さらに『Wake Up』するとは……つくづく今のエレカシはと…
カニエ・ウェスト 『Ye』 6月1日配信リリース 大作にして問題作となった『ザ・ライフ・オブ・パブロ』から2年、ついにカニエ・ウェストが動いた! その名も『Ye』。「Ye(イェ)」はカニエの愛称で、かつてはこ…
ロックもヒップホップもダブステップも轟々と渦巻く音像とともに《新たな秩序の始まり/AIさんこんにちは そして人類にさよなら》(訳詞)と黙示録の幕を開ける“2045”から、《みんなが導かれて行く姿をご覧 僕は…
映画『OVER DRIVE』の主題歌として書き下ろされた新曲。弾き語りのシンガロングのオープニングから、全編にわたってドラマチック!4分45秒をビッシリと言葉と音が埋め尽くしており、一瞬も聴き逃せない濃厚さだ。…
結成6周年の記念日となる、5月12日に配信リリースされた新曲。繊細さの中にウェットな情緒を宿したギターと、ドラマチックなピアノの抑揚が折り重なって始まるナンバーだ。川谷絵音(Vo・G)による節回しは、歯車…
周年企画は誰しも頭を悩ませるところだが、25周年を迎えた斉藤和義は新たなベスト盤などを組むのでなく、品切れ状態だった15周年に出したシングル集の再発&配信開始という嬉しい企画になった。最近の曲なら手に入…
ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー 『エイジ・オブ』 6月1日発売(5月25日日本先行リリース) オープニング・ナンバー“エイジ・オブ”の時点で、本作は早くもその画期性を余すことなく証明している。何百…
結成25周年を記念して2017年4月に東京ドームで行われたライブ映像。SF仕立ての設定で始まる3時間近くにも及ぶ絢爛豪華なライブ絵巻。ステージの背面一杯に展開される映像のスケール感に圧倒される。巨大スタジアム…
冠番組『関ジャム 完全燃SHOW』でも語られていたが、関ジャニ∞はジャニーズにしてはラブソングが少ない。そのことは、新しいベスト『GR8EST』にも表れている。今作は2012年から昨年までにリリースされたシングル…
熱い躍動感と瑞々しいメロディを融合させることに長けているこのバンドが醸し出す空気感は、生命力に満ち溢れている季節なのに、どことなく胸がキュンキュンする瞬間も度々訪れる夏のイメージに近い。花言葉が「追…
チャーチズ 『ラヴ・イズ・デッド』 5月25日発売 チャーチズの2年8ヶ月ぶりの3作目がリリースされた。『ラヴ・イズ・デッド』と題された内容は、間違いなくチャーチズ史上最高レベルのポップ・アルバムとなって…
この爽快さ、テンポ感。go!go!vanillasがひとつ殻を破ったようなハンパないふりきれ具合が清々しい“SUMMER BREEZE”。そして元来持っているポップ感を増幅させながらミドルテンポの心躍るロックンロールを聴かせ…
結成20周年、メジャーデビュー15周年を迎えたアニバーサリーイヤーにリリースする10枚目のアルバム『Future Soundtrack』は、進化を続けるストレイテナーというバンドの今が刻まれた。肩肘を張ることなくとてもし…
椎名林檎のデビュー20周年を祝したトリビュートアルバム。参加アーティストの名前を追うだけでも心が躍る。宇多田ヒカル&小袋成彬、レキシ、三浦大知、RHYMESTER、松たか子、さらにはMIKAまで、それだけで期待値…
それこそアカデミー助演男優賞受賞に『ブレードランナー2049』出演に……といったキーパーソン=ジャレッド・レトの俳優としての大活躍を考えれば、前作『ラヴ・ラスト・フェイス・アンド・ドリームス』から5年で…
15年の1stでブリット賞の批評家賞に輝き、グラミー賞でも3部門で最終候補にまで残ったジェイムス・ベイの新作。前作が粒の揃った楽曲集だったのに対して、今回はロック的なエッジを明確に打ち出した内容になって…
アッシュの長年のファンの人たちに注釈無し&文句無しでレコメンできる、アッシュのアッシュらしさがぎゅっと詰め込まれたエッセンシャルな新作が到着した。ここで言うアッシュらしさとはつまり、デビュー当時の…
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