古くはレフトフィールドやゴリラズの作品にもそのヴォーカルを残し、UKラップ/グライム・シーンで長らく活躍してきたルーツ・マヌーヴァ。なかなかショウアップされた舞台には出て来ない人だが、その知的にして強…
センセーションを巻き起こしたデビュー作『ゼン』からわずか1年で、超弩級の新作の登場である。 前作が内省的だったのに対し、本作は外部に向けて発信されるものであり、周囲から受けてきた影響によって「絶え間…
シンプルな表題がズッシリと重い。メンバー4人が歌い奏でる音を封じ込めたセルフタイトル的な意味さえ感じ取れる4thアルバム。今作はバンド存続の危機を乗り越え、ネガティヴな暗雲を蹴散らす会心の一撃作だ。復活…
バンド名と同じ意味のタイトルを冠した前作『WHATEVER WILL BE,WILL BE』がそうであったように、今作もまたThe Cheseraseraにとってのセルフタイトル作なのかもしれない。「なるようになるさ」という楽観性を突き…
ACIDMANによるセルフリアレンジトラック集=「Second line & Acoustic collection」の第2弾。熾烈なロックのマグマあふれる“±0”が人力ドラムンベース的なビート感とVERBAL(m-flo)のラップでクール&ヒップに…
この秋に男の子を出産したばかりの阿部真央から届いたニューシングル。表題曲は全編英語詞で、自分の人生を変えてくれた「貴方」への想いを素直に綴った。アコースティックギターやパーカッションを中心としたリラ…
亀田誠治プロデュースの王道ポップチューン('13年と'14年のシングル)。新たに参加した村山☆潤のアレンジによる、これまでならありえないサウンドプロダクトの曲(先行シングルにも収録の“TEKUMAKUMAYAKON”な…
10月にスタートした月9ドラマの主題歌、その名も“クリスマスソング”。そのイメージ通り、メロディはドラマチックだけれど、主人公はひとり、クリスマスに街でカップルを見て《羨ましくなんてないけど》と嘯く。…
昨年5年ぶりの活動再開を果たしたスターセイラーが、本格的カムバックを前にリリースする初のベスト盤が本作。2000年代初頭、ガレージ・リヴァイヴァル吹き荒れる中で登場し、ファスト&ロウなガレージの流れを逆行…
西海岸ニュー・ガレージ/今風サーフ・パンクのユルくも自己卑下まみれな「負け犬(の遠吠え)」感性を象徴する存在であるウェーヴスも、なんとこれで堂々5作目。スコーン!と突き抜けたブレイク作『キング・オブ…
SSWのルーク・テンプル率いるブルックリンのユニット。現在はデュオ中心の編成となり、今作は4枚目のアルバムになる。3年前の前作『ア・ディファレント・シップ』はナイジェル・ゴドリッチの起用も話題を集めたが…
前衛エレクトロニック界の次世代カリスマの最新作。看板とも言えるヒプノティックかつ抽象的なサウンドスケープはその豊かな質感の中に埋没できる「立体」だが、本作は聴き手にその内部をアクティヴに探索していく…
ザ・ナショナルのフロントマン=マット・バーニンガーと、元メノメナであり現在はラモナ・フォールズというプロジェクトで活動しているブレント・ノップフが組んだ、エル・ヴァイのデビュー・アルバム。今夏以降に…
ネオアコや80年代以降のUKポップ史を語る上で欠かせない、一度聴いたら忘れないヴォイスの持ち主であるトレイシー・ソーン。エヴリシング・バット・ザ・ガール活動停止後しばし育児に専念していたものの、00年代後…
今作『ジパング』は原点回帰、Kenmochi Hidefumiが全サウンドプロデュースを担当。今年4月にオオルタイチ、OBKR(from N.O.R.K.)をプロデューサーに迎えた初EP『トライアスロン』をリリースし、15本の夏フェス出…
最近のベボベのグルーヴィーさは一際凄い。「っ」や「ん」の音を効果的に配置して極上のノリを醸し出す“「それって、for 誰?」part.1”、妖艶な音像を渦巻かせる“ホーリーロンリーマウンテン”など、聴いている…
森博嗣の理系ミステリ小説『すべてがFになる』のアニメ版のオープニングテーマ(KANA-BOON)と、エンディングテーマ(シナリオアート)を収録したスプリットシングル。2バンドには、どちらも2012年のキューン20イ…
静謐なピアノナンバー越しに《どんな時もそばにいたいよ/なによりも愛しいから》と真っ直ぐに響く歌声の、震えるほどの美しさ。「ラブソング」「バラード」のどちらの尺度で見てもこれまでで最高の楽曲であると同…
『The Place Has No Name』『NO〜命の跡に咲いた花〜』に続く、「2015年エモーショナル三部作」の最終章となるシングル。明らかに前作との地続きにある、確かな思いが込められたタイトル曲は、明確に「NO」を突き…
年内での解散を発表しているFACTが放つ、結成17年目にして初めてのフィジカルベスト。メンバー自らがセレクトしたという20曲を聴いていると、ライヴのエモーショナルな光景が目に浮かぶようだ。琴線を震わせる必殺…
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