暗黒おとぎ話がワルツを踊るような不穏なイントロから、5分23秒かけてこの世の秩序を重力崩壊させていくような、めくるめくドラマ性。ロックという音楽がこれまでプログレやクラシカル・メタル、ハードコアなど多…
「史上初のA4雑誌サイズCDボックス仕様で書店&コンビニ流通で発売(そして発売元は宝島社)」という企画性は横に置いても、この2組のコラボをそもそも「GAP 40TH ANNIVERSARYキャンペーン応募者へのプレゼント着…
約80分、全16曲という特大ボリュームで放たれる1stフル・アルバム。“見つめていたい”“フレイム”“MW~Dear Mr.&Ms.ピカレスク~”“星に願いを”といったシングル曲はまさにそうだが、彼らはグッド・メロディ…
約2年3ヶ月ぶりの新作。セイジの手術と入院によって活動を一時休止していたギターウルフは、今年4月の野音のライブで復活し、夏は各地のフェスを震わせたが、ついに新曲! しかも5曲も!! どれもギターウルフはや…
今作が「わずか5ヵ月前の初ツアー=『Trash We'd Love Tour』ファイナル公演の映像」であると同時に「ツアー2本(『Ghost In The Rain Tour』、そしてテナーとの対バン・ツアー『BRAIN ECLIPSE TOUR』)前のライブ映…
「スーパーグラスのギャズ&ダニーの新バンドをナイジェル・ゴドリッチがプロデュース!?」という仰々しい煽り文句からは、この「要はミック脊椎骨折の間にギャズ&ダニーがやっていた別ユニットにナイジェル・ゴド…
rockin'on2010年1月号に掲載したインタビューを読んでいただければ分かる通り、エアロスミスを取り巻く状況は現在めまぐるしいことになっていて、正直この号が出る頃には更に新たな展開を迎えているかもしれない。…
ビッフィ・クライロは日英のポピュラリティ格差が延々と懸案となっているバンドだが、この新作によって少しでもその溝が埋まることを祈らずにはいられない。それほどの傑作である。グラスゴーの一介のインディ・バ…
欧米メディアのクリティック・ポールで軒並み上位に食い込んでいるヤー・ヤー・ヤーズの『イッツ・ブリッツ!』。個人的にも今年もっとも強烈な印象を受けた作品のひとつだが、こっちもすごい。あらためてカレン・…
今作の“サッド”“フィアー”“ドローイング”と称されたトラックが、それぞれその完成形である“バイ・マイセルフ”“リーヴ・アウト・オール・ザ・レスト”“ブレイキング・ザ・ハビット”と比較するまでもなく…
この12月に5度目の来日を果たすプラス/マイナス。何故いつも冬に来るのかと問えば「その時期、いちばん食べ物が美味しいと聞いたから」と答えたのがウソか本当かは知らないが、実際に日本中を行脚し、あらゆる和…
フリート・フォクシーズやボン・アイヴァーのブレイクに顕著なように、米インディにおける“フォーク”はフリーク・フォークという熱病をへて再び正統的な「歌」へと回帰を見せつつある。デヴェンドラの新作もその…
突き抜けた!というのが一聴しての印象で、全体的に、びっくりするほど風通しがいいアルバムになっている。オリジナルとしては8枚目となる本作だが、一大変化を遂げているのだ。まず、ザ・ファイアリー・ファーナ…
90年代後半にもファミリー・ヴァリューズに参加するなど全米進出を画策していたと思しきラムシュタイン。だが、かの国で言語の壁を超えるのは難しいと判断したのか一時は撤退し、アメリカを揶揄した曲を歌いつつ、…
ジェイ・Zの新作の“エンパイア・ステイト・オブ・マインド”でも強烈なボーカル・パフォーマンスを披露していたアリシア・キーズの4枚目の新作。前作『アズ・アイ・アム』のリリースと08年のサマーソニックのパフ…
「FOREVER MICHELLE! -Final works of rockin' blues.-」というプロジェクト名が物語っている通り、唯一無二のマシンガン・ギタリスト=アベ急逝によってミッシェルは「過去」から「歴史」になってしまった。そし…
目下進行中のツアーをすべて終えた頃に届けられる、『愛でぬりつぶせ』に続いてのシングル。表題曲は、ミニマル&ジェントルなギター・サウンドと静かな歌い出しで始まり、少しずつエモーショナルに展開してゆく。…
グリズリー・ベアも絶賛するブルックリンの4人組。結成時はソロ・プロジェクトだったが、その後スクール・オブ・セヴン・ベルズのジェイムス・エリオット(現在は脱退)らを加えたバンド編成になり、07年に1stをリリー…
デビュー40周年ということで、デトロイト・ガレージの両雄、ストゥージズの初期2枚とMC5のオリジナル作3枚が紙ジャケ/SHM-CD化される。彼らがいなければゴリーズもホワイト・ストライプスもエレクトリック・シッ…
不思議なバンドである。ビートは効いているが踊り出す気配はなし、呟くような男女ボーカルが重なり合って、メランコリックでひんやりとした空気を醸成していく。ROCKIN'ON 2009年12月号「UP&COMING」の写真を見て…
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