10年に一度の「ロックな声」を持つボーカリストの登場だと思う。ずいぶん前から、評判が評判を呼んでいた4人組ビートモーターズの初音源、ついに全国リリースである。まずは聴いて、フロントマン秋葉の野性味と優…
OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDを続けることで、TOSHI-LOWは変わった。BRAHMANで表現してきた怒りや葛藤とは対極にある優しさや穏やかさのような感情を、彼は今作ではためらうことなく出しているように思える。…
これまでよりも格段に大きなスケールで世界を捉えるようになり、それを前進と上昇にのみスパイラルするエネルギーへと転化することに成功したセカンドアルバム。大きく演奏やサウンドのスタイルを変えたわけではな…
シンプルで最小限の手数しかないロックほど、奏でる人間に覚悟がいる。テクニックやセンスと同時に、そいつの人間性そのものが、音や詞に半ば残酷なほど滲み出てしまうからだ。中野出身の4人組、ブルボンズ。超絶…
もはやイギリスを代表する実力派ソウル・シンガーとなったジョス・ストーン。あえて『イントロデューシング・ジョス・ストーン』と名づけた前作は、ソウルもグルーヴもヒップホップも感じさせ、自身の音楽性を本格…
3年ぶりのリリース。なんだか妙に見た目に貫禄がついてしまったけど、今35歳。テイク・ザット時代のアイドル然とした風貌を思うと、随分渋いおっさんになりました。 何しろソロでのセールスが累計で5500万枚とい…
インディ時代のアルバムとメジャー3作から、その名のとおりヒット曲がこれでもかと並ぶフォール・アウト・ボーイのベスト盤。“今夜はビート・イット”のカバーも含む代表曲が勢ぞろいで、新曲とレア曲まで付いた…
ストリングスとピアノ、そしてブレットの歌声だけで構成された前作『ウィルダネス』が過程の一枚、本作のブループリントだったことが、本作を聴いて初めて理解できた。私小説でありセルフ・ポートレイトでもあった…
ニルヴァーナの『ライヴ・アット・レディング』と本作がほとんど同時期に出るというのが、本当に感慨深い。あの4月5日から、もう15年が経ったのか。 『グレイテスト・ヒッツ』と題されたフー・ファイターズのベス…
初のバラードシングル。しかもタイトルはド直球の“ラブソング”である。サンボはこれまでもバラードの名曲をいくつも作ってきたバンドだが、正面切ってシングルにしたことはなかった。なぜか。きっと単純に、照れ…
家庭を優先したペースで制作を続け、メディア露出もほとんどない彼女から届けられる楽曲は、遠い友人からの手紙のように突然で、懐かしくもあり、「今どんな状態なんだろう?」と、その少ないメッセージから色々読…
生まれてこのかた、押されることなく全身でグッスリ眠っていた快感のツボを、次々と揺さぶり起こされるようなタイトル曲“Upside Down”がいきなり最高! カッコいい!! 絶好のビート、スタイリッシュなストリン…
GOING UNDER GROUNDの松本素生によるソロ・プロジェクト、S×O×U。デビュー作はヒダカトオル(BEAT CRUSADERS)をプロデューサーに迎え、90年代USインディーのオルタナ・ギターポップをキーワードに制作がスター…
DEAD ENDまさかの新作は、20年分の期待を吹き飛ばす、さらにまさか!の傑作である。まるで建設予定地の札が立ったまま20年間放置されていた荒地に、ある朝ミラノ大聖堂のような壮大な建築物が建立されていたような…
「JOYJOYエクスペリエンス』に続いて畳み掛けるようにリリースされるニュー・シングルは、monobright初のTVドラマ主題歌だ。マイナー・コードのウェスタン・スウィングと、ガッ、ガッ、という硬質なカッティングが…
活動再開GIGは春の武道館から夏のツアーにかけて行われてきたが、いよいよリリースにおいても復活を告げるときが来た。『Theアイシテル』以来、実に3年ぶりとなる氣志團ニュー・シングル。久々にどんなネタをちり…
デヴェンドラ・バンハートという人には、天邪鬼めいたところがある。以前電話取材した際もテキーラ飲みながらで仰天したし、清貧ヒッピーの教祖かと思えばセレブ界に陥落(と言ってもナタリー・ポートマンなので、…
かつてベルセバとジープスターで同窓だったスノウ・パトロール。けれど、いまやそんなことを誰も気にしないくらいのビッグ・バンドになってしまった。名バラード“チェイシング・カーズ”が海外TVドラマで使用され…
たとえ未だ方向性の定まっていないインディ・ロック・バンドだったとしても、ここまで作風を大胆に変貌させる例は滅多に存在しないのではないか。2年10ヶ月ぶりとなるノラ・ジョーンズの最新作における彼女の変化…
わりと最近ライブ・アルバムをリリースしてたのに、もう?と思ったが、この音源は『アクセラレイト』レコーディング前に敢行された「公開リハ」であり、通常のショウとはかなり内容を異にするため、ファンからの強…
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