クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、ジョシュと盟友ジェシーによる「かわいいビッチとバッド・ボーイ」のための愛あるロックンロール・ユニット=イーグルス・オブ・デス・メタルも早いもので本作が3枚目。…
<君へ続く道 譲れないぜ><たとえこの身から火が吹こうと走りつづけるぜ><追いつけ追い越せ 勝たなきゃ何も意味がない>。断定のフレーズ連発である。なのに暑苦しさは微塵もなくて、ややもすると清々しくす…
デビューから6年で早くもリリースされたコーラルのベスト・アルバム。シングル集のディスク1も、彼らがいかに最初から完成されたバンドであったかを示していて興味深いが、これはディスク2にこそ意味があるので…
なんともすごいイベントの記録。ライブ・アースと同じく2007年7月7日にニューヨークのブルックリン橋近くで行われた「77 BOA DRUM」は、タイトル通り77台ものドラムを野外に渦巻き状に配置し、それらとEYEがCDJ…
RO69のブログを読んでくれた方から、「宮嵜さんて、もしかして毎日スミス聴いてるんじゃないですかあ?」とちょっとにやけ気味に訊かれるときがある。確かに、始めたブログで一番紹介してきたことは認めよう。でも…
いよいよメジャー・デビューを果たすJAPAN-狂撃-SPECIAL(念のため読み方を付記すると「ジャパン・くるう・スペシャル」)。昭和ヤンキーノリでどパンク一点突破を狙う彼らのデビュー・シングルは、やはり特盛暴走…
ダンス・フロアに突っ込んで複雑骨折したディープ・パープル、とでも言うべき前後不覚で向こう見ずな高揚感に満ちた“Beautiful Bitch”。ツェッペリンとニューウェーヴが徒党を組んで爆音一斉掃射しながら街中へ…
オープニング・トラック“ルージング・タッチ”からシングルの大名曲“ヒューマン”、そして“スペースマン”。この序盤の3曲で決まりである。シンセのまばゆいレイヤーと4つ打ちのビートにブランドンのあの声が…
前作が激売れした北米トップ・クラスのバンドだからこそ、新作に対するプレッシャーを多少は感じていたはずだが、今作ではプレッシャーに負けないどころか新境地を開拓してくれた。ファン泣かせのアンセミック・バ…
「世界最高のロックンロール・マシーン」を夢想して爆走していたはずのThe Ga Ga’sからギターのロブが脱退。残ったトミー(Vo)、トシ(B)、Jことジェイソン(Dr)の3人が新たに元Ariex-Xのマークを迎えて走り…
なんか面白いのが出てきた。UKの4人組スワウンド!。この4人、本物の4兄弟という、それだけでも話題性ばっちりのバンド。何となくレコーディングしたデモ音源が何故かいつの間にかBBCのレディオ1で流され、…
何て頑固なバンドなんだ、と思う。ずっと気難しい顔して世界を毒づき続けていたら眉間の皺が消えなくなってしまった、みたいな風貌も味があっていい。おばちゃんのドラマーもいるし、実際若くない彼らは2000年代初…
正直、The Birthdayはこんなにも格好いいバンドで、チバユウスケはこんなにも素晴らしいロック・シンガーだったのかというアルバムである。今更何を言っているんだと思った方は、多分僕と同じことを感じて一層びっ…
新作まだかな……と首を長くしている間にぽこっとライブ音源が届いた。iTunesでリリースされた『天使のため息』完全再現(06年)が涙ものだったのだが、こちらも名盤になるだろう(ああ、このジャケ……)。96年か…
アコースティック・ギターで歌い出される繊細かつ壮大なバラード。愛を失った人が太陽の光を浴びて再生する。大づかみにいって、そのような内容の新曲である。大木伸夫の歌詞はイメージが奔放で、時に抽象的で難解…
エイモス・リーの3rdとなる今作。美しいコードと羽毛のように優しいギター、穏やか且つソウルフルなメロディは1stに戻ったような印象。が、1stとも2ndとも違うのは、彼の歌声がこれまでより力を帯びていること…
この夏の終わりに、しばらくの間、公での活動を休止すると宣言したYUI。オフィシャル・サイトのブログによると、地元の福岡に帰ったりしてリフレッシュしているようだ。そんな中、届けられたのが今作『MY SHORT ST…
ノルウェーから世界のブラック・メタル・シーンを震撼させ続けるサテリコンが、前作『ナウ、ダイアボリカル』(06年)に続く7作目のアルバムを完成。ドラムのフロストと、ボーカルと他のすべての楽器を操るサティ…
2年前、新垣結衣のキュートなダンスで話題になったポッキーのCM。そこで使われていたのがオレンジレンジの“DANCE 2 feat.ソイソース”で、キッチュな電子音と不可思議な歌詞が癖になる曲だったのだが、このシ…
シアトルのエモ/スクリーモの優良レーベル、トゥース&ネイルの所属アーティストが中心になって構成されたクリスマス・ソングのコンピレーション。クリスマスのコンピというとまさに去年のクリスマスに聴いていた…
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