まさかの打ち込み曲“SGS”で幕をあける2ndアルバム。「ボブ・マーリー“エクソダス”のどエロ版」というなんともらしい解説がついた“踊る脳”。ブルージーなギターで始まり、どこかアダルトな男女の哀愁(でも…
たとえば、どキャッチーなR&B風ボーカリゼーションをタイトな爆音でロックのカナタへ押し流す“レッツ・ゲット・アウタ・ヒア”。たとえば、日常と薄皮一枚の向こう側の背徳の世界を鮮やかに暴くような“レジェン…
何かと世知辛い世の中を生きる、うだつのあがらない僕らの日常を、音楽の力で一点突破しようと突き進むUNISON SQUARE GARDEN。メンバー3人とも1985年生まれという若い世代ならではの、ギターロックを下敷きにしな…
おおっ!久々にギタポファンが泣き出しそうなバンドだ!!と一聴して顔がほころんだのも束の間、このPOBPAHはそんな「ギタポ」という範疇をじつはひょいっと超えてしまっているのだというすごいことに気づいた。つま…
前作“LOVE MATHEMATICS”のミニマムな攻めのダンス・ビートから一転して、ニュー・シングル“神々 LOOKS YOU”は王道J-POPと呼べる、爽快なギター・ロック曲に仕上がっている。とはいっても、造語的タイトルにも…
デスキャブのクリス・ウォラやフガジのブレンダン・カンティがプロデュースを手がけ、サブ・ポップから3枚のアルバムをリリースしたザ・サーマルズ。4作目となる今作は、彼らの地元ポートランドのバンドたちの作…
安藤裕子のデビューは26歳のときで、女性アーティストのそれとしては、いわゆる「遅咲き」の部類に入る。デビュー・ミニ・アルバム『サリー』は、先行シングルなどの助走なしでいきなりリリースされ、チャート・ア…
ペンシルべニア出身の5人組インスト・ユニット。賞賛された前作『ジ・エクスクイジット〜』以来、4年ぶりの4作目になる。間隔は空いたが、今作も素晴らしい出来だ。プロデューサーには前作に続きデイヴ・フリッ…
昨年の夏にリリースした1stフル・アルバム『Summerly Jam』は、甘酸っぱいノスタルジー香るメロディとグッとくる4声のハーモニーに、小技満載でしかしアグレッシブなアンサンブルで、まるでメタル・バンドがビー…
4つ打ちのイントロから極彩色のシンセ・フレーズが飛び交い、≪全力で走れ≫という痛快なサビのメロディへ。1年2ヶ月ぶりのシングルはかなり抜けのいい、爽快なポップ感を打ち出した1曲になった。プロデュース…
昨年発表された本デビュー作で音楽ファンに波紋を巻き起こし、08年の静かな現象と化したシアトル発フリート・フォクシーズ。日本盤化が遂に決定して嬉しい限りだし、清らかな情趣に満ちたメロディ、スピリチュアル…
『parallel park』から約1年ぶりとなる2ndアルバム『jacaranda』に向けての先行シングル。前回のEP『人鳥哀歌e.p.』も2種類のジャケットがあったが、今回はタイトルにちなんで東京の地下鉄路線9種類の色のジ…
そのドラマティックなメロディの飛翔力が、鮮やかなサウンドスケープの描写力が、本物であることを証明する2ndアルバム。控えめなエレクトロニカと柔らかなギター&シンセのアンサンブル、そして透明なエンジェリ…
もはや、ROCK IN JAPANとCOUNTDOWN JAPANの常連となっているスリーピースバンド、鶴。3人ともアフロ+メガネ+時代錯誤なファッションという特殊ないでたちも目を引くが、良い歌、良い曲、良い演奏、そして、例の…
まったく意味が分からない。まずアー写、なんで異様なまでに垢抜けているのか。そういえば、ジャケットも変わった。前作『クッキーズ』のジャケも今作同様女性の脚だったが、あっちは、なんというか、もっと偶像化…
冷たい潮風と競い合って加速するビートが、あたかも大切な人との別れの運命に抗う心のように狂おしく切なく響く“世界の果て”。≪壊れてしまうなら僕だけでいい≫≪嘘でもいいから信じてくれ/少しでもいいからそ…
70年代から脈々と続くメタルの流儀を粛々と貫いてきたバンドだというのに、その限定された枠内で許される限りのクリエイティビィティを発揮し、非メタルな輩にも熱く支持されるようになった稀有なバンド、マストド…
観る人の数だけいろいろな思いがあるはずだ。昨年9月に新木場スタジオコーストで行われたエルレガーデンの活動休止前最後のライブが映像化される。おそらく最初から映像化することは考えられていなかったのだろう…
『rockin’on 2009年5月号』でレビューを掲載しているプレフューズ73=ギレルモ・スコット・ヘレンのもうひとつの顔、サヴァス&サヴァラス。南米音楽のルーツ探求路線を鮮明にし、歌を押し出したことでより温か…
08年はフェスにイベントに対バンに、とにかくライブ漬けだったSPECIAL OTHERSの約1年ぶりのアルバム。これがえらくマッチョで驚いた。硬質とか、ソリッドとか、他に上手い言い方あるだろうよと突っ込まれるのは重…
rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)は、ロッキング・オンが提供する音楽ニュースサイトです。 rockinon.comでは、邦楽誌『ROCKIN'ON JAPAN』から、邦楽ディスク(CD/EP/DVD/ブルーレイ)の新譜レビューをお届けしています。