現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』7月号にくるり・岸田繁が登場！出し惜しみみたいな、チラ見せみたいなのは、もうやめたくて。今まであるものはもう全部出したいなあって思ってます
アルバム『thaw』を緊急リリースしたくるり。コロナ禍の日々の中、岸田繁は何思う？
インタビュー＝山崎洋一郎
「くるりライブツアー2020『特Q』」がコロナで丸々飛んでしまった。一昨年のアルバム『ソングライン』リリースと去年のツアーを経て、そろそろ今年のこの春のツアーぐらいから次へ向けての新しいイメージや新曲が聴けるんじゃないかなと期待していたが、その楽しみは失われた。
その代わりというわけではないが、岸田の発案でこのタイミングに過去の未発表曲を中心とした作品集『thaw』のリリースが急遽決まり、異例のハイスピードで4月15日にはもう配信されて、プラス4曲のボーナストラックを加えたCDも5月27日にリリースされた。またこれが、未発表曲と言いながら、いいんですよ。いや、未発表曲だからこそいいに決まってるやん、という感覚はくるりファンならわかると思う。いい曲をアルバムから外したりしてるわけ、この人たち。そういう人たちなのよ。発表された曲のほうがよくないとかそういう話じゃないよ？ まあファンならわかると思うけど。
というわけで、京都で大学講師をしながら制作などなどの日々を送っている岸田繁とウイスキー片手にZoomでインタビューしました。
「激写！岸田繁入浴フォト」とともにお送りします。（山崎洋一郎）
（『ROCKIN'ON JAPAN』2020年7月号より抜粋）
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