【JAPAN最新号】5周年記念日に初のベスト盤リリース――爆速でポップの革命を起こし続けたMrs. GREEN APPLEの「第一章」とは何なのか?

【JAPAN最新号】5周年記念日に初のベスト盤リリース――爆速でポップの革命を起こし続けたMrs. GREEN APPLEの「第一章」とは何なのか?
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』7月号にMrs. GREEN APPLEのロング記事14ページ掲載!

デビュー5周年記念日に初のベスト盤リリース──
爆速でポップの革命を起こし続けたミセスの「第一章」とは何なのか?
次号ロングインタビューに先駆けてレア写真とともに徹底検証!

文=小松香里


7月8日のデビュー5周年記念日に初のベストアルバム『5』と、初のアリーナツアー「エデンの園」横浜アリーナ公演を完全収録した映像作品をリリースするMrs. GREEN APPLE
2月に行われた「エデンの園」のファイナル、国立代々木競技場第一体育館公演のアンコールにて。メンバーそれぞれが感謝の気持ちを感極まりながら伝えた後、大森元貴は、「アリーナツアーは夢のまた夢で。そうなりたい、そうなると思ってバンドを始めましたが、まさかこんな爆速でこの景色を見れるとは思ってなかった」と口にしていた。ミセスはまさに、メジャーデビューからの5年間、ひいては結成からの7年間、爆速で駆け抜け、ポップの革命を起こし続けてきた。

ベストアルバム『5』に新録が収録される“スターダム”は、もともと髙野清宗加入前、2014年7月にライブ会場限定でリリースされたミニアルバム『Introduction』に収録されていた曲だ。今の5人になって初めて、6年ぶりに音源がチューンナップされるということになる。
『Introduction』を初めて聴いた時、紛れもなくギターロックサウンドではあるが、従来型のそれとは違い、ボカロを始めとするネットミュージックを当たり前のように吸収したうえで、高い情報処理能力によって生まれた新しいギターロックという印象があった。当時のミセスの楽曲は、17歳の元貴が作るデモの段階でほぼアレンジも済んでいると聞き、とても納得した記憶がある。新たな世代による新たなポップミュージックが生まれているという感覚が猛烈にあった。
とにかく最初からミセスの表現は確立されていた。現に、『Introduction』の収録曲“HeLLo”“藍”“スターダム”“FACTORY”“リスキーゲーム”という5曲は、『5』の“スターダム”でもって、5曲ともがメジャーデビュー以降に新録されることになる。最新曲と顔を並べても遜色がないほどの完成度が最初からあったということだ。(以下、本誌記事に続く)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2020年7月号より抜粋)

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【JAPAN最新号】5周年記念日に初のベスト盤リリース――爆速でポップの革命を起こし続けたMrs. GREEN APPLEの「第一章」とは何なのか? - 『ROCKIN'ON JAPAN』2020年7月号『ROCKIN'ON JAPAN』2020年7月号
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