【JAPAN最新号】あいみょん、最新ロングインタビュー。「今、日々の中で思うこと」、そして、その名にかけて放つ渾身の名バラード“裸の心”を語る

【JAPAN最新号】あいみょん、最新ロングインタビュー。「今、日々の中で思うこと」、そして、その名にかけて放つ渾身の名バラード“裸の心”を語る

やっぱりわたしは、現実と妄想の間を書くので。なんか逃げたかったんかなあと思いましたね。ひとりになりたかったんかなあって

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』7月号にあいみょんが登場!

あいみょん、最新ロングインタビュー
「今、日々の中で思うこと」、そして、その名にかけて放つ渾身の名バラード“裸の心”を語る

インタビュー=小栁大輔


あいみょんの新曲“裸の心”は珠玉のバラード。鼓動を思わせるゆったりとしたビートに始まり、メロディをなぞるようなピアノの調べがやさしく奏でられ、一言一言を大事に追いかけていくその歌声が耳の奥に、豊かで切なくてどこか懐かしい記憶を描き出していく。なんだか申し訳なくなるくらいにおいしくて贅沢で、ずっとこの空気に浸っていたくなるように極上の、ひたすら上質な時間が広がっていく。派手な盛り上がりがあるわけでもない。コブシの効いた歌声がエモーションのドアをぶっ叩くでもない。静かに、ささやかに、しかし確実に、奥行き深くて淡い心のありようが描かれていく。
さすがあいみょん、と言ってしまえばそれまでだが、「誰が、どんな気分で聴いても名曲」というゾーンの中で、また新しい名曲を作ってみせるあいみょんの、針の穴を通すようなバランス感覚と、絶対の作曲能力はやはり稀有で尊いものだと思う。

あいみょんのアルバム『瞬間的シックスセンス』の中に“恋をしたから”というギター弾き語りの小さな名曲があって、それはたまらなく素晴らしい曲なのだが、この“裸の心”はそのさらに高い解像度で、恋と日々と迷いと切なさをめぐる世界観を描写しきった見事なバラードである。具体的なシーンや情景描写に頼らず、静かに揺れる心のありようを、丁寧に丁寧にあぶり出すようにして、やがて大きな感情の動きを誘うこのバラードはあいみょんのすごさの本質を示していると同時に、その着実なる進化の証明でもある――のだが、なんと3年前にこの名曲はできていた、と語るあいみょん。では、なぜ3年後に、この曲は世界に飛び出していくことになったのか。近況や最近の気づきを含め、リモートインタビューで聞かせてくれた。(小栁大輔)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2020年7月号より抜粋)

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【JAPAN最新号】あいみょん、最新ロングインタビュー。「今、日々の中で思うこと」、そして、その名にかけて放つ渾身の名バラード“裸の心”を語る - 『ROCKIN'ON JAPAN』2020年7月号『ROCKIN'ON JAPAN』2020年7月号
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