【JAPAN最新号】MAN WITH A MISSION、5匹のオオカミが駆け抜けた激動の10年史とは? その核心に迫る「10の事件簿」インタビュー

【JAPAN最新号】MAN WITH A MISSION、5匹のオオカミが駆け抜けた激動の10年史とは? その核心に迫る「10の事件簿」インタビュー

憧レノロックバンドニハ一生追イツカナイヨウナ気ガスルンデスケド、
ソレガイチバンノ原動力デモアッテ。ダカラズット燃エテルママダシ

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』8月号にMAN WITH A MISSIONが登場!

10TH ANNIVERSARY OF MAN WITH A MISSION
5匹のオオカミが駆け抜けた激動の10年史とは? その核心に迫る「10の事件簿」インタビュー

インタビュー=小川智宏 撮影=オノツトム


祝・MAN WITH A MISSION10周年!

2010年3月7日、永遠の眠りから目覚めて渋谷eggmanで初ライブをぶちかましてから今日まで、彼らは日本のロックシーンで、いや、世界へとはみ出しまくりながら、ガウガウ闘い続けてきた。
顔はオオカミ、身体は人間という特異なルックス、パンク・ハードコア・グランジ・ヒップホップ・ハウス・テクノ・J-POP、とにかくありとあらゆる音楽を呑み込み、マッシュアップし、吐き出すハイブリッドな音楽性……。
MAN WITH A MISSIONはその登場時、あらゆる意味で異端児だった。みんなオオカミとしてのかわいさに目を奪われていたけれど、冷静に考えるときわめて異質で、きわめてイビツなロックバンドだった(そもそも「究極の生命体」なわけだし、当然といえば当然だが)。
つまりこの10年の彼らの歩みは、そんな異端の集団が自分たちの領地を広げ支持を獲得してきた歴史でもあるのだ。

ではなぜ、このオオカミたちにそれが可能だったのか。

その歩みの根っこにあるものは、彼らが始動した時からなんら変わっていない。彼らのデビュー作に収められた名曲“1997”で歌われているような、ロックから受けた衝撃と、ロックに対する強烈な憧れ。それを煌々と燃え上がらせながら、MAN WITH A MISSIONはライブハウスで、フェスの巨大ステージで、アリーナで、スタジアムで、爆音を鳴らし続けてきたのだ。そんなオオカミたちのまっすぐな思いが、我々人間の心をわし掴みにしてきたのである。
そしてもちろん、その火は今もまったく消えていないどころか、ますます熱く燃え上がっている。10周年記念3部作の真打ちとして7月15日にリリースされるベストアルバム『MAN WITH A "BEST" MISSION』がその証拠だ。とにかくここに収録された新曲“Change the World”と“Rock Kingdom feat. 布袋寅泰”を聴いてほしい。そこに込められた熱量に今一度驚くはずだ。

今回は10周年を全力で祝福すべく、「10の事件簿」と題してジャン・ケン・ジョニーにこの10年のエポックメイキングな出来事についてたっぷり語ってもらった。丸1日かけて、1匹ずつ撮り下ろしたフォトシューティングと一緒に彼らの歴史を追体験してほしい。なお、今回もジャン・ケンの発言は編集部で日本語に訳してお届けします。(小川智宏)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2020年8月号より抜粋)

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