現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』3月号に宮本浩次が登場!(「縦横無尽」ツアーは)宮本浩次全体の総決算じゃなくて、三部作の集大成
47都道府県ツアー「日本全国縦横無尽」序盤戦、そしてエレファントカシマシ新春ライブを終えて
2021年の到達点と2022年の決意を語る
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=若木信吾
ソロ・宮本浩次としてのアルバム『宮本、独歩。』『ROMANCE』『縦横無尽』の3枚のリリースを終え、ついに満を持して全国47都道府県を回るホールツアー「日本全国縦横無尽」に旅立った宮本浩次。小林武史、名越由貴夫、キタダマキ、玉田豊夢、そして宮本浩次という最強のメンバーによるそのライブは、圧巻の一言だ。宮本ソロの楽曲も、カバー曲も、エレファントカシマシの楽曲も、すべてが「宮本浩次」という物語と世界観の中で渾然一体となって花咲くような、これまで誰も体験したことのない高いレベルのエンターテインメントになっている。
その序盤戦が12月の大阪城ホール公演で2021年は一旦終わり、COUNTDOWN JAPAN出演、紅白歌合戦出場を経て、2022年に入って武道館でのエレファントカシマシ新春ライブがあり、そして早くも1月後半から再びツアー「日本全国縦横無尽」の後半戦へと突入している。サッポロビールのCMは一体いつの間に撮影したんだ?と思わざるを得ないほどの、いやはやまったく息つく暇もないスピード感と濃密さだ。
そんな密なスケジュールの中、駆け抜け続ける宮本浩次の途中経過報告をお届けしたく、インタビューの時間を割いてもらった。今年一発目、快晴の空の下でのフォトセッションとともに、2022年もさらに力強さを増した宮本の言葉を聞いてもらいたいと思う。(山崎洋一郎)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年3月号より抜粋)