自分の幸せな行動として書いた曲が、巡り巡って誰かの支えになることがあるんだったら、奇跡やん、それはもう

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』10月号にビッケブランカが登場！

異端で王道、王道で異端なビッケブランカ、「5年でここまで来た」快進撃の理由を探る！

インタビュー＝兵庫慎司　撮影＝ヤン・ブース

ビッケブランカ、アルバム『FATE』から（配信リリースの単曲、ベスト盤を除くと）1年ぶりのリリースは、“This Kiss”“魔法のアト”“Changes”“Treasure”の4曲を収録したEP『United』。4曲ともドラマや映画の主題歌もしくは挿入歌などで、「どキャッチーな王道歌ものポップソング」「ほぼピアノと歌のみの美しいバラード」「ゴスペルのような壮大な感動をもたらす曲」「どうかしてる曲」と、ちょっとどうかと思うほど1曲ずつの方向がバラバラ。でも一貫してそういうことをやり続けて、ここまでの成果を出してきたのがビッケブランカなのでこれでいいのだと思うし、特に1曲目“This Kiss”には、ビッケブランカをさらに上のステージにひっぱり上げそうなポテンシャルがある。なお、夏から秋にかけて行われる本作のリリースツアー7本のうちの東名阪は、東京ガーデンシアター、名古屋国際会議場センチュリーホール、フェスティバルホール（大阪）。遂にここまで来たビッケブランカに、ここまでと現在を訊いた。（兵庫慎司）

（『ROCKIN'ON JAPAN』2022年10月号より抜粋）

『ROCKIN'ON JAPAN』10月号

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