【JAPAN最新号】BE:FIRST、新たな王道は、今ここにある。1stアルバム『BE:1』はなぜ今、この日本で汚れなく光り輝いているのか? 7人の、7人による「絶対肯定宣言」インタビュー、怒涛の全掲載!

【JAPAN最新号】BE:FIRST、新たな王道は、今ここにある。1stアルバム『BE:1』はなぜ今、この日本で汚れなく光り輝いているのか? 7人の、7人による「絶対肯定宣言」インタビュー、怒涛の全掲載!

尊敬しようと思って尊敬はしてないし、尊重しなきゃと思って尊重はしてない。
音楽に対して深さを持ってるメンバーが、魅力的なだけだから(MANATO)

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』10月号にBE:FIRSTが登場!

新たな王道は、今ここにある
1stアルバム『BE:1』はなぜ今、この日本で汚れなく光り輝いているのか?
7人の、7人による「絶対肯定宣言」インタビュー、怒涛の全掲載!

インタビュー=小栁大輔 撮影=北井博也


今、BE:FIRSTが音楽シーンに存在しているその在り方こそが、この時代に求められているものであり、これからさらに愛されていってほしいという願いを込めて、この大上段のタイトルをつけた。
新たな王道は、今ここにある――。

これでもかと敷き詰められた言葉、旋律、ビート、すべてをひっくるめたアレンジ。伝えるべきメッセージが極限まで詰め込まれたラップ。フックとして放たれる流麗なメロディと美しいボーカル。
そんなルールを貫きながらどんどん生まれてくるBE:FIRSTポップスを聴くたびに、これはスタンダードへの新たな挑戦なのだなと思う。

しかし、BE:FIRSTと「新たな王道」という言葉を結びつけながら考える時、その根拠にはもうひとつの大前提がある。
それは、BE:FIRSTが根ざしている、「居場所」としての自由さ、もっと言うとそのピュアな空気感のことだ。

BE:FIRSTの音楽には、どういうわけか「統制」を感じさせるところがない。自由に美しく乱反射する個性が、7つ存在しているだけである。誰もが、誰しもを邪魔することなく、己の道をまっすぐに進もうとしている。そして彼らは自分の可能性に向き合いながら、隣を並走する自分以外の6人の声と息遣いを漏らさず受け止めようとしている。
BE:FIRSTにおいて、「自分以外の誰か」をちゃんと認識し、そんな「誰かの可能性」をつぶさに聴き、見て、愛していくこととはつまり、「自分が同じように期待され、愛してもらえる」ということなのだろう。
だから、BE:FIRSTにおいて7つの個性は、その全く異なった7つの個性としてそのまま自由に輝くことができる。否定も疑いも批判もなく、7人はそれぞれに自分の可能性に、考えうる限りこの上なく素直に向き合うことができる。BE:FIRSTの奇跡のような魅力というのは、つまりそういうことなのだと思う。7色の花のように存在している色とりどりのファルセットも、突然鋭角から差し込まれる「知らねぇ」という叫びも、それぞれのリアルな息遣いがそのまま表現になっていくフェイクもラップもとてもパーソナルなものであり、7人がたどってきた生き様がそのまま形になっていく。というか、そのまま形になることを許されている――。そんな在り方が、ここでは「全」肯定されているのである。

そんな奇跡の構図を成り立たせる、BE:FIRSTだけの肯定の形――。
そんな7人の息吹が生んだファーストアルバム『BE:1』。
この傑作に至るまでの7人の日々をじっくりと訊かせてもらった。そして次号からは、連続ソロインタビュー企画として、「君はなぜ、そういう人間になれたのだろう」という話を、一人ひとりと重ねていきたいと思っている。(小栁大輔)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年10月号より抜粋)



  • 【JAPAN最新号】BE:FIRST、新たな王道は、今ここにある。1stアルバム『BE:1』はなぜ今、この日本で汚れなく光り輝いているのか? 7人の、7人による「絶対肯定宣言」インタビュー、怒涛の全掲載! - 『ROCKIN'ON JAPAN』2022年10月号

    『ROCKIN'ON JAPAN』2022年10月号

  • 【JAPAN最新号】BE:FIRST、新たな王道は、今ここにある。1stアルバム『BE:1』はなぜ今、この日本で汚れなく光り輝いているのか? 7人の、7人による「絶対肯定宣言」インタビュー、怒涛の全掲載! - 別冊ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022

    別冊ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022

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