プライマル・スクリームの超気持ちいい&でも中身は熱い社会派!な新作、日本先行で今日発売!!
2016.03.16 13:00
スカイ・フェレイラ、ハイム、キャッツ・アイズのレイチェル・ゼフィラなどが参加した超ポップで気持ちいいサウンド! でも、聴いてくうちにだんだんディープなテーマや社会批判が熱く濃厚に飛び出してくる、プライマル節200%の快作『カオスモシス』
今日、日本先行リリースです!
すごくいいアルバムなのでぜひ聴いてほしいし、
ロッキング・オン、今月号のインタヴューもとても面白いのでまだの方はぜひ読んで欲しい。
「親父が筋金入りの労働党支持者だったから、マルキシズムはガキの頃から叩きこまれてるんだ」と語るボビー・キレスピーならではのリアルな言葉が胸に響く。
ボビー「最近の国際社会でテロや大規模な経済崩壊が続発しているのも、これまで自分の手は汚さず底辺層から金や低賃金労働をさんざん搾り取ってきたエリート層が償わなきゃならないツケが今廻ってきた結果だと思ってるし。
“ゴールデン・ロープ”とかも、そういう俺の怒りが言葉とサウンドになって現れた歌なんだ」
シモーヌ「でも、そういう怒りを吐露した歌詞が多い反面、サウンド面ではカラフルなダンス・チューンが多くて、高度なポップ作品として機能している、というのも私は今作の興味ふかい点だと思うな」
というふたりの掛け合いがこのアルバムを最も的確に表している。
では、なぜそんな作品になったのか?
最大の答えは、実は児島由紀子さんの「コレポン通信」ではインタヴュー番外編に……。
ボビーによると、『カオスモシス』は「完全シラフで作ったアルバム」とのこと。
この番外編では、音楽やドラッグや政治の話題などノンストップで話すボビーの姿が想像できてわくわくします。本編に会わあせてぜひチェックを。
(井上貴子)