現在発売中のロッキング・オン5月号では、スティングのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「ぼくは自分のオーディエンスについては、かなりうるさい、洗練されたリスナーで、耳も肥えていると思っているから、それだけどこかで刺激や挑戦的なことも期待されるものだとも思っている」
●前回の『ニューヨーク9番街57丁目』のツアーは、ポリスの曲も含めた昔の作品と新曲群を、かなりタイトなパフォーマンスとして届けているところが魅力になっていたわけですけど、『マイ・ソングス』であえて自分の楽曲をあらためてレコーディングしようというきっかけになったのは、やはりこのツアーでの手応えがあったからなのでしょうか?
「ぼくとしては、昔の楽曲をレコーディングし直すというのは、ものすごく刺激的な作業なんだ。たとえば、20年くらい、あるいはもっとずっと長く(笑)、30年以上、弾いてきてる曲とかあるわけだよ。しかも、弾けば弾くほど学ぶことは必ずあるものなんだ。そしてそのことを表したかった。なにかを学んだということをね。ただ、その学びとなったものは明快に言葉で説明できるようなものじゃないんだ。とても些細で、微妙なことだったりもするからね。だけど、そういうものを学ぶことをぼくは課題としている。たとえば、クラシック音楽で1757年に書かれた作品を演奏するとして、その演奏は毎晩違ったものになっているんだ。それはぼくたちも同じで、クラシックに較べたら、相当変化しているところもあるかもしれない。即興演奏も色々入れているからね。でも、ぼくとしては、そうやってそれぞれの楽曲に成長してもらいたいんだ」
(以下、本誌記事へ続く)
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